【ニュース】 広島県、大崎上島を「デザイン」で活性化するプロジェクト「HAPPY シマす。OK Island」を平成26年11月より開催、プレ・イベントを東京で10月17日に実施 広島県大崎上島町

2014.10.15
広島県は、瀬戸内の離島・広島県大崎上島を「デザイン」の視点から活性化していくプロジェクト「HAPPY シマす。OK Island」を、平成26年11月~平成28年6月に開催する。
同プロジェクトは、広島県が実施する「ひろしま発人材集積促進プロジェクト」の一環として、専門的知見を有する一人の人物を核として協働し、県内への人材定着を促進するもの。
テーマは、「HAPPY DESIGN でOK ISLAND(大崎上島)をHAPPY OK ISLANDにシマす。」。
なお同県では、プロジェクトの実施に先駆けて、内容を紹介するプレ・イベントを10月17日に東京で実施する。
当日は、プロジェクトの舞台である広島県大崎上島の紹介、プロジェクトの内容・参加方法等の紹介、鈴木エドワード氏によるトークセッション「GOoD DESIGN」、イベントゲスト辻信行氏によるトーク「へいのない学校~三世代で本質をつなぐ」などを予定しているという。
定員は100名程度。


今回の同プロジェクトの目的は、建築・グラフィック等のデザイナーを全国から集め、大崎上島で暮らす人々と対話しながら地域に埋もれた素材を自ら発掘し、それを磨き上げることによって、島の魅力を高めること。
空き家の再生、農産品の包装デザイン・キャッチコピーの開発などを通じ、観光振興や移住・定住促進を目指す。
プロジェクトの指導者には、建築家の鈴木エドワード氏を起用した。
鈴木氏は、さいたま新都心駅の設計で通産省グッドデザイン賞等、多数の受賞実績を有し、建築業界で高い評価を得ているほか、テレビ番組の出演を機に、瀬戸内の島々の活性化に強い熱意を持っているという。
「HAPPYシマす。OK Islandプロジェクト」の実施期間は平成26年11月~平成28年6月。実施場所は大崎上島町内施設又は広島市内施設を主会場として予定。
対象者は、県内外に在住する様々な分野のデザインに携わる人(建築・工業・グラフィックなど、参加者のデザイン分野は限定しない)。
参加者の募集期間は10月8日~11月5日の17時(必着)。
定員は20人(グループ)程度、参加費は無料。
参加者は、指導者を中心として、大崎上島で暮らす人々との対話などを通じて自ら素材を掘り起し、その魅力の向上を図るためのデザインに取り組む。
月に一度ワークショップを開催する(原則として土曜日午後)。
なお、プレ・イベントの実施日時は10月17日の17時30分開始~20時頃終了予定。実施場所は株式会社ガモウ青山支社(青山スタジオ、東京都港区南青山6-13-23)。