【ニュース】 ノエビア、CSR活動で与路島に「与路グリーンハウス」を開設、小中学生向けの「海の子留学」の支援を開始 鹿児島県瀬戸内町

2014.10.01
株式会社ノエビア(神戸市中央区、海田安夫社長)は、CSR活動の場として、鹿児島県奄美大島の南にある与路島に「与路グリーンハウス」を開設する。
同施設では、里親方式(ホームステイ)で小中学生を受け入れ、地元小中学校への通学や、与路島での自然体験、地元住民とのふれあいを通じ、自立心や豊かな感性を育む活動を行うという。
「留学生」(最大4名)の募集に先立ち、10月8日に竣工披露式を行い、同日、子どもたちを受入れ・養育する「里親」(1組)の募集を開始する。


同社は、「自然を科学する」を企業ポリシーとし、1990年に与路島に研究・生産施設を設置、海のミネラルや亜熱帯植物など、自然の恵みを活かした原材料の開発を行ってきた。
今回開設する同施設では、自然の美しさや厳しさに触れながら、子どもたちの自立心や豊かな感性を育む活動の場を提供するとともに、小中学校の存続をはじめ、地域に恩返ししたいという想いで、海の子留学の支援を開始するという。
与路島で児童生徒数の増加や雇用創出により、地域の活性化に取り組んでいくとしている。
瀬戸内町立与路小中学校の生徒数は、小学生1名、中学校2名の合計3名(2014年9月時点)。
設立は1879年。本山和彦校長。
通学は与路グリーンハウスから徒歩約5分。
「与路グリーンハウス」の所在地は鹿児島県大島郡瀬戸内町与路324-1、交通は奄美空港より古仁屋港へバス約150分、古仁屋港より与路港へ定期船で約100分、与路港から与路グリーンハウスまで徒歩約3分。
建物は木造2階建て(延床面積は200㎡、個室8部屋)。
運営は株式会社ノエビアホールディングス。
里親の募集では、与路グリーンハウスに居住し、海の子留学を希望する留学生(最大4名)の受入れ・養育する夫婦を募る。
応募条件は、夫婦で里親になれる人で、与路島に住民登録ができ、長期居住が可能な夫婦(中学生までの子供の同居可)。
留学生を家族の一員として受入れ、健全に養育してもらえる夫婦。与路島および瀬戸内町の出身・在宅の夫婦を優先する。
住居費・水道光熱費・食費等の生活費については、留学生の養育に伴う範囲で同社が負担する。
募集人数は夫婦1組。
募集開始は2014年10月8日より。