【ニュース】 サンケイビルなど、清浄環境技術CUSPを共同住宅で世界初導入、空気のきれいなキッズルームを北海道大学電子科学研究所と共同開発 千葉県船橋市
2014.09.24
株式会社サンケイビル(東京都千代田区、飯島一暢社長)と阪急不動産株式会社(大阪市北区、島田隆史社長)は、両社の共同事業による分譲マンション「ルフォンソレイユ船橋美し学園」(千葉県船橋市)の共用室「つなぐラウンジ」(集会室兼キッズルーム)内に、世界初となる空気清浄技術を使用した「空気のきれいなキッズルーム」を導入した。
同技術は、北海道大学電子科学研究所(札幌市北区)石橋晃教授が「Clean space for all of us」を目指して考案・開発した空気清浄技術を、同氏が株式会社サンケイビルと共同し、共同住宅向け機器として開発製造したもの。
共同住宅で同システムを用いた空気清浄方式の導入は世界初となる。
清浄環境技術CUSP(Clean Unit System Platform)では、従来の部屋内部を陽圧(又は陰圧)に設定する空気清浄方式ではなく、100%循環フィードバックを行うことで、高い清浄度を達成する。
また、従来のクリーンルームと異なり、部屋内外に存在する圧力差がほぼゼロとなるため、クリーンルーム外にも負荷を与えることなく、自己完結的かつコンパクトに省エネルギーで高清浄環境を提供可能としている。
なお、同物件で採用するCUSP機器の実機開発・製造は、北海道大学ベンチャーカンパニー「シーズテック」社に委託する。
「ルフォンソレイユ船橋美し学園」の所在地は千葉県船橋市坪井東3丁目1336-6他(地番)、交通は東葉高速鉄道「船橋日大前」駅より徒歩4分。
総戸数は186戸。
構造・規模は鉄筋コンクリート造・地上7階地下1階。
専有面積は70.02~90.10㎡(間取りは3LDK~4LDK)。
販売価格は2,600万円台~4,600万円台。
販売開始は2014年10月下旬(予定)、 入居開始は2015年9月下旬(予定)。