【ニュース】 サラヴィオ化粧品、ゆとり世代を対象に「温泉力採用」を開始、真夏の温泉に浸かり面接 大分県大分市
2014.08.06
別府温泉由来のスキンケア・ヘルスケア製品の製造・販売を手掛ける株式会社サラヴィオ化粧品(大分県別府市、濱田拓也社長)は8月5日、「温泉力(おんせんりょく)採用」による新卒採用活動を開始した。
採用対象者はいわゆる「ゆとり世代」。
「温泉力(おんせんりょく)採用」とは、真夏の温泉に浸かって採用する「湯で採る」と、「ゆとり(湯とり)」をかけあせたもの。
温泉に浸りながら緊張を緩和し、塞ぎがちなコミュニケーションを活発化させ、じっくり本音で相互理解を深めることで、「ゆとり世代」から会社への貢献度の高い有能な人材を採用するのが狙い。
同採用活動では、応募者は暑い真夏にあえて温泉に浸かり、体中をデトックスし、身も心もリラックスした状態で、面接官である同社代表と本音で語り合う。
これにより、忍耐力やコミュニケーション力、発想力などを判断するという。
また、応募者は「温泉タマゴ作り」にも挑戦、とろりととろける食感を求めるためのたゆまない努力や、創意工夫、考える力、同社の研究対象である温泉への思いを測るとしている。
別府温泉は湯量・源泉数ともに日本一の温泉地。
同社は、別府温泉の効果効能の源が、同温泉に含まれる温泉藻類(RG92)であることを発見、大学との共同研究で、身体の痛みや皮膚トラブルを鎮める働きを検証している。
別府の地域資源である温泉の研究開発を通じ、別府温泉の地域活性化を図っているという。