【ニュース】 あわえ、地域コンテンツ・クリエイター育成事業を開始、全国各地から集まったスクール生3名が徳島県の過疎地で1年間奮闘 徳島県美波町
2014.08.01
地域活性に係る各種プロデュース事業を展開する株式会社あわえ(徳島県美波町、吉田基晴代表)は、地域コンテンツ・クリエイター育成事業(「美波クリエイターズ・スクール」)を2014年8月~2015年6月の約1年にわたり実施する。
同事業は、地域の活性化に向けて、地域のさまざまな魅力を日本全国へ発信するためのコンテンツを制作するクリエイターを育成するというもの。
同社では開始に先立ち、スクール生の選考を実施、約180件の応募の中から最終的に3名を選出した。
「美波クリエイターズ・スクール」受講生は、東京都出身30代男性1名、静岡県出身と北海道出身の20代女性各1名。
同社によると、全国各地で地域活性に向けた取り組みが進められているが、独自の文化・風習や生活習慣、自然環境などその土地ならではの数多くの魅力が存在するにも関わらず、それらの魅力をコンテンツ化する専門技能を持った人材が不足しているという。
的確にコンテンツ化できなかったり、情報発信しても日々大量に流通する情報に埋没してしまったりするなど、「情報発信」に課題を感じている地域が数多くあるとしている。
こうした中、同社では、地域活性化における情報コンテンツ化および情報マネジメントの専門家を育成、修了後は自身の故郷の地域活性化に参画してもらい、「美波クリエイターズ・スクール」で得た技術や経験を活かすことで、全国各地の地域活性化の底上げにつなげたいという。
スクール生は、第一線で活躍する専門家の指導の下、地域の魅力を発掘、発信するための技術習得を目指し、2014年8月から1年間にわたり徳島県南部(美波町、牟岐町、海陽町)を舞台に、地域住民・地元企業・行政機関などとコミュニケーションをとりながら地域の現状を理解し、同地域のさまざまな魅力をどのように発信していくかを企画する。
なお、スクール生が制作したコンテンツは、同社が「地域ファンづくり」に向けて今夏に開設を予定している地域ポータルサイトを軸にしながら随時発信するとともに、SNSなども活用しながら全国各地へ徳島県南部の魅力を広めていく計画だという。