【ニュース】 岩手県商工会連合会、東京・浅草に伝統工芸品のアンテナショップ「『灯す。』マーケットいわて」を6ヶ月間の期間限定で開店 岩手県盛岡市
2014.07.29
岩手県商工会連合会(岩手県盛岡市、千葉庄悦会長)は、2014年8月1日~2015年2月8日の期間、東京・浅草の「EKIMISE」7階に岩手県の伝統工芸品のアンテナショップ「『灯す。』マーケットいわて」を6ヶ月間の期間限定で開店する。
オープン日には、先着300名限定で岩手産品のプレゼントを進呈するという。
岩手県では東日本大震災から3年が経過し、多くの企業が事業再開にこぎ着ける一方、縮小した販路の回復について依然として大きな課題が残っている状況。
同連合会では、こうした現状を打開するため、これまでにも首都圏など大規模消費地で短期の出店を展開してきた。
首都圏での6ヶ月間という長期常設店舗の開設は、同連合会としては初の試みとなる。
今回の会場となる浅草「EKIMISE」7階では、南部鉄器・岩谷堂箪笥・漆器類・染物・木工品・陶器・民芸玩具など、伝統工芸品を中心とした約400品目の出品を予定。
同県から実際に伝統工芸品の伝承・製作に携わる職人を会場に呼び、アンテナショップ内での実演販売を、毎月1企業以上実施する。
第1弾となる8月1日~8月5日は、「三本木工芸」(岩手県洋野町)から、黄綬褒章受賞の「現代の名工」三本木烈(さんぼんぎ いさお)氏を迎える。
三本木工芸の代表的商品は、ひとつひとつが手作りの温もりにあふれた、いわて大野山葡萄つるバッグ。
「山葡萄100年」「母娘3代」と言われるほど非常に丈夫で、使うほどに色合いに深みが増し、艶やかに輝くという。
第2弾以降の情報は、公式Facebookなどで随時発表するとしている。
アンテナショップ「『灯す。』マーケットいわて」の開催日時は2014年8月1日~2015年2月8日の10時~20時。
会場は「EKIMISE」7階(東京都台東区花川戸1-4-1)。
主催は岩手県商工会連合会、後援は岩手県・東京都・台東区・全国商工会連合会・東京都商工会連合会、協力は岩手県人連合会・東武鉄道株式会社・岩手県産株式会社。