2014.07.28
勢多唐橋東西大綱引合戦実行委員会は、「瀬田の唐橋」（滋賀県大津市）を舞台に、「第2回勢多唐橋東西大綱引合戦」を10月19日に開催する。
「瀬田の唐橋」は、日本三名橋・日本三古橋のひとつ。
地理上も日本のほぼ中央に位置し、古くから京の守護の要として歴史上重要な戦いが繰り広げられてきた。
昨年開催した第1回の綱引合戦では、一勝一敗一引き分けとなり、勝負は持ち越されている。
今年は、時間無制限1本勝負で勝敗を決するという。

当日、東軍は建部大社で祈願後に出陣。
源頼朝は、同大社で前途の武運を祈願し、後年、見事に成就させ、右大将にまで上ったという。
一方の西軍は、石山寺で祈願後に船で出陣する。
山城国のある一族が謀反を起した際、掃部頭親能（かもんおかみ ちかよし）が幕府の命令で討伐に向かう途中、石山寺に祈願し、見事に勝利したとされている。
両軍は、東西口上合戦の後、勢多唐橋東西大綱引合戦を行う。
その他、地元物産展、パーク＆ボート（水上バス）、近江牛鍋の振舞なども実施するとしている。
なお同実行委員会では、日本全国から「勢多唐橋東西大綱引合戦」の参加者「綱武士」を募集する。
募集人数は、瀬田の唐橋を中心に東方100名、西方100名。
参加資格は中学生以上で健康な人、性別は問わない。
参加料は5,000円。
応募締め切りは9月30日、応募多数の場合は先着順、参加当選者には実行委員会より連絡する。
申し込み方法は公式ホームページ参照。
「第2回勢多唐橋東西大綱引合戦」の開催日時は10月19日10時～17時（大綱引き合戦は14時～）。開催場所は瀬田唐橋周辺一帯（滋賀県大津市唐橋町）。
なお、「瀬田の唐橋」（唐橋東詰～唐橋西詰）では、10月19日14時～15時の1時間程度交通規制を行う。