【ニュース】 石垣島プリン本舗、1個2,800円、「琉球ガラス入りプリン」の販売を開始 沖縄県石垣市

2014.07.17
プリン専門店「石垣島プリン本舗」(沖縄県石垣市、安達賢太代表)はこのほど、最も沖縄らしいお土産の1つ「琉球ガラス」に入ったスイーツ「琉球ガラス入りプリン」の販売を開始した。
同商品は、沖縄唯一の耐熱琉球ガラス工房「やんばるガラス工芸館」(沖縄県本部町)とコラボレーションしたもの。
通常の琉球ガラスは耐熱性が低く、プリンを製造する過程で容器が劣化し、商品化できなかったが、
同工房の協力により、プリン用の耐熱琉球ガラスをオリジナルで開発したという。


琉球ガラスは元々、熱に弱くひびが入りやすいとされていたが、同工房では1980年代後半から40種類以上あるガラス原料の配合の研究を重ね、約10年を要して耐熱用ガラス原料の開発に成功。
耐熱琉球ガラスは100度まで対応するため、プリンを製造する過程での熱にも耐えることができ、電子レンジで加熱してもひびが入らないことから、食べ終った後の容器は焼酎や泡盛のお湯割り用グラス、コーヒーカップとして利用することも可能としている。
中身のプリンには、石垣島の豊かな自然環境の中、育ったジャージー牛の新鮮ミルクや、石垣島の塩、石垣島の砂糖など石垣島の素材をふんだんに使用。
価格は1個2,800円と通常のプリンの10倍以上だが、美しい黄金色のまろやかでこくがある、優しい味わいのプリンとして、贈答用の需要を見込む。
「琉球ガラス入りプリン」の価格は2,800円(税込)、内容量は150g。
現在は石垣島の実店舗のみで限定販売を行っているが、今後はオンラインショップでの通信販売も予定しているという。