2014.07.17
東京急行電鉄株式会社（東京都渋谷区、野本弘文社長）は7月16日、東横線の地下化により新たに創出されたトンネル上部の旧線路跡地で、「（仮称）代官山東横線上部開発計画」を着工したと発表した。
同計画は、全長220mに渡る東横線の線路跡地に5棟の商業店舗を建設するもの。
都心にありながら緑溢れ、気持ちの良い空気を感じられる「集い」「憩い」「刺激」のある新しい形の商業空間を目指す。
開業は2015年春の予定。

計画地の敷地には、かつて東横線の電車が走っていた線路跡地に、敷地の端から端までを結ぶ散策路、スタイリッシュなコテージなど、四季折々の花と緑が楽しめる緑豊かなランドスケープを展開。
出店テナントには、キリンビール株式会社の新業態「SPRING　VALLEY　BREWERY　TOKYO（仮称）」、アメリカ西海岸を代表するライフスタイル複合セレクトモール「Fred　Segal（フレッド・シーガル）」（日本初上陸）、サンフランシスコで人気のベーカリー「TARTINE　BAKERY＆CAFE（タルティーン　ベーカリー＆カフェ）」（日本初上陸）などを予定しているという。
「（仮称）代官山東横線上部開発計画」の所在地は東京都渋谷区代官山町13番地ほか、交通は東横線「代官山」駅より徒歩4分。
敷地面積は約3,200㎡、店舗延床面積は約1,900㎡、店舗棟数は5棟。