【ニュース】 リコーとUDS、海老名駅西口地区でまちづくりの中核となるフューチャーセンター「RICOH Future House」を2015年夏オープン 神奈川県海老名市
2014.07.04
株式会社リコー(東京都中央区、三浦善司社長)は、リコーグループが新規事業として運営するフューチャーセンター「RICOH Future House」を2015年夏にオープンする。
開設場所は、同社が参画する海老名駅西口地区の土地区画整理事業地内。
同施設では、キッザニア東京や代々木VILLAGEを手掛けたUDS株式会社(東京都渋谷区、中川敬文社長)が施設の基本計画を提案、各フロアの業態開発とファサードデザインの監修・内装デザインを手掛ける。
フューチャーセンターとは、企業・政府・自治体などの組織が中長期的な課題の解決を目指し、様々な関係者を幅広く集め、対話を通じて、新たなアイデアや問題の解決手段を見つけ出し、相互協力の下で実践するために設けられる施設のこと。
UDSでは、まちづくりの中核となる「ビル丸ごと」フューチャーセンターを目指し、地域住民が気軽に立ち寄れるよう、大きな「家」をイメージとした外観デザインを提案。
様々なテーマの対話が繰り広げられる空間を創造していくとしている。
また、1階カフェでは、地域住民に愛着を持ってもらえる場所となることを目指し、企画段階から地域住民や周辺企業、リコー社員と共に、慶応義塾大学井庭崇研究室が提唱するフューチャーランゲージという研究手法を用いたワークショップを実施。
理想のカフェの空間やコンテンツを共に企画開発するという。
なおUDSでは既に、鹿児島県薩摩川内市と共にスマートハウスを活用したフューチャーセンターを手掛けており、今後は、地方都市で産官学が連携した新しいフューチャーセンターモデルを創造、同時に地方のフューチャーセンターを繋ぎながら、日本のまちづくりを担ってきたいとしている。