【ニュース】 環駿河湾観光交流活性化協議会、夏のキャンペーンのキャラクターを「メガマウスくん」に決定 静岡県静岡市
2014.06.19
環駿河湾観光交流活性化協議会(静岡県静岡市、鈴木洋一会長)はこのほど、7月19日~8月31日に開催するキャンペーン「夏のワンパク大作戦」のキャラクターを、先ごろ駿河湾で水揚げされ話題となった深海のサメ「メガマウスザメ」にちなみ、「メガマウスくん」に決定した。
メガマウスザメは、世界でも非常に個体数の少ない希少種で、プランクトンを捕食するための巨大な口が特徴。
今年4月14日に由比漁港(静岡市清水区)で58例目となる個体が水揚げされ、5月6日に東海大学海洋科学博物館で1,500名以上の来場者を前に公開解剖を実施、大きな話題となった。
同協議会は、環駿河湾地域の市町(静岡市・伊豆市・西伊豆町・松崎町・南伊豆町)、伊豆観光推進協議会、交通事業者(株式会社エスパルスドリームフェリー)、静岡県で構成する任意団体(事務局は、静岡県文化・観光部 交流企画局 交通政策課内)。
「海上からの富士山の眺望」をPRしながら、駿河湾フェリーを活用し、駿河湾を挟む静岡地域と伊豆地域の観光交流拡大に繋がる事業を実施している。
今回決定したキャラクター「メガマウスくん」は、フェリーの先頭部分にある車両や乗客が出入りする大きな出入り口を、プランクトンを一気に吸い込むメガマウスの巨大な口に見立てたもの。
キャンペーン期間中、駿河湾フェリーでは、船体をキャラクター「メガマウスくん」にラッピングして運航する。
また、乗船料をこども無料(大人1名につき2名まで)とするほか、駿河湾に棲息する深海の生物を精巧な縮尺オブジェで再現した記念写真コーナー「深海魚といっしょなんです」を船内に設置。
さらに、ペーパークラフト「君だけのメガマウスくんを作ろう」など、様々な企画も予定しているという。
なお、キャンペーンの詳細については、7月10日にオフィシャルサイトにて発表するとしている。