【ニュース】 NTTコミュニケーションズ、大阪市内で5番目の「大阪第5データセンター」を建設、首都圏のバックアップ利用増などに対応 大阪府大阪市

2014.06.11
NTTコミュニケーションズ株式会社(東京都千代田区、有馬彰社長)は、大阪市内で5番目の「大阪第5データセンター」を建設する。
同データセンターは、大阪市の中心部に位置し、サーバールーム面積約3,700㎡(1,600ラック相当)の提供を2015年度第4四半期より開始する予定。
大阪は、金融や製造業などを中心に関西圏の企業によるシステム規模の拡大や、首都圏のデータセンターのバックアップサイトとしての利用増などから、今後の成長が大きく見込まれる場所だという。


今回建設する「大阪第5データセンター」は、大阪市内中心地に位置し、JR・地下鉄「新大阪」駅をはじめとする複数駅からのアクセスが可能。
公共交通機関が止まるなどの万が一の事態でも、全大阪市内および近郊から徒歩でアクセスすることも可能だという。
建物には、阪神・淡路大震災や東日本大震災クラスの地震でも建物に支障がない免震構造を採用、さらに直下にある上町断層の地震時に生じる大きな上下振動を抑える制振装置も配置する。
また、大型の通信用耐震トンネル「とう道」に直結することで、建物に引き込まれる通信ケーブルが地震や道路掘削などにより損傷する心配も無いという。
サービス面では、各種設備や運用仕様を柔軟に変更できるなど、「高品質」「低コスト」「柔軟性」を統合した次世代データセンターサービスを提供。
同社が提供するクラウド基盤と仮想ネットワークで接続することにより、クラウドサービスとコロケーションサービスを併用した「ハイブリッドクラウド環境」も手軽に実現できるとしている。