【ニュース】 舞鶴市など、夏季限定のまち遊びイベントを初開催、「旧国鉄廃線跡まち歩き」や「かまぼこ手作り体験」を実施 京都府舞鶴市

2014.06.09
舞鶴市(多々見良三市長)などで構成する「まいづる まち博実行委員会」は、まち歩きツアーと体験プログラムを通じ、舞鶴の歴史や文化を知り、食を楽しむ夏季限定のまち遊びイベント「まいづるまち博」を7月1日~8月31日に初開催する。
夏の観光客や来訪者を対象とする「おもてなし事業」の一環。
同イベントは、日本海側で唯一海軍と深いつながりをもち、海のまち・魚のまち として知られる「舞鶴」の歴史・文化・食が楽しめるというもの。
開催期間中は、「旧国鉄廃線跡まち歩き」や「かまぼこ手作り体験」などを実施する。
主催は「まいづる まち博実行委員会」(舞鶴市、一般社団法人舞鶴観光協会、まいづるまち博ワーキンググループ)。


「まち歩きツアー」の目玉は、 鉄道ファンや歴史好きに人気が高い「旧国鉄廃線跡まち歩き」。
今回実施する旧国鉄廃線跡を巡るまち歩きは2コースで、7月19日には「中舞鶴線廃線跡まち歩き」を、8月2日には高野川河口に架かっていた可動橋部分を船で渡る「海舞鶴線廃線跡まち歩き」を実施する。
2コースとも所要時間は約4時間、料金は1人1,000円(税込)、定員は30名。
一方、体験プログラムの目玉は、だれでも参加できる「かまぼこ手作り体験」。
舞鶴に水揚げされた鮮魚の生のすり身をふんだんに使い、シコシコした食感が自慢の「舞鶴かまぼこ」をはじめ、ふわっと揚がった「平てん」(さつま揚げ)、こんがりと焼き目がついた「焼きちくわ」の3種類を手作りできるという。
このほか、「まいづる まち博」では、旧海軍時代に建てられた赤れんが建造物を訪ねる「海軍ゆかりのまち歩き」や、日本が誇るクルーズ客船「ぱしふぃっくびいなす」の船内を見学後、ティー タイムを過ごせる「ぱしふぃっくびいなすティータイム体験」など、全10コースを用意した。
さらに、明治時代に建築され、水上勉の代表作の一つ「飢餓海峡」の同名 小説の映画ロケ地になった「聚幸庵(じゅこうあん)」を期間限定で無料特別公開するほか、レンタル自転車(有料)・傘の無料貸し出しサービス・休憩場所を提供する「まち博スポット」を市内6か所に設置する。
7月12日~8月3日の土日祝日には、海軍ゆかりのレトロな街並みを再現する「八島レトロ街」も行うという。
「まいづるまち博」の開催期間は、7月1日~8月31日の2か月間。
会場は、国の重要文化財に指定された赤れんが倉庫が並ぶ「舞鶴 赤れんがパーク」を中心とする舞鶴市全域。
参加料は有料で、一部のプログラムを除き、事前の申し込みが必要。
詳細は、舞鶴の観光情報は舞鶴観光協会の公式ホームページ「まいづる観光ネット」参照。