【ニュース】 ノバレーゼ、文化財「芦屋モノリス」など全国11ヶ所の式場で優雅な「ビアガーデン」を開催、ブラジル料理も提供、2万5,000人を集客予定 兵庫県芦屋市
2014.06.09
ウエディングプロデュース・レストラン運営の株式会社ノバレーゼ(東京都中央区、浅田剛治社長)は、「芦屋モノリス」(兵庫県芦屋市)など、披露宴のある土日祝日のみ営業の婚礼施設で、平日をビアガーデンやビアホールとして活用するイベントを全国11カ所で実施する。
今年は、昨年の9カ所から全国計11カ所に会場を増やし、食べ放題と飲み放題のセットを大人1人3,800円~5,000円で提供(小学生未満の子どもは無料)。
平日限定で、早い施設では6月2日から営業を開始し、7月12日に全店でサービスを開始する。
11店舗合計の集客数は、前年実績をベースに2万5,000人を見込む。
11ヶ所のうち、郊外型で建物や敷地の広い会場では、屋上や庭にグリル台を特設し炭火焼きの料理を提供。
都市型で比較的スペースのない会場では、披露宴会場でビュッフェ料理を提供するなど、各施設の特徴を活かすとしている。
特に国の重要文化財などを含む歴史的洋館の館内で行うビアホール3ヶ所では、「建物の雰囲気にも酔って」楽しめる企画も実施。
旧逓信省芦屋別館(兵庫県芦屋市)を改装した「芦屋モノリス」(兵庫県芦屋市、築約90年)の敷地と、旧同省姫路別館(兵庫県姫路市)の「姫路モノリス」(兵庫県姫路市、築約80年)の屋上で開催するビアガーデンでは、希望者には館内各所を巡るツアーを実施する。
元明治天皇記念館の「旧桜宮公会堂」(大阪市北区、築約80年)では、国の重要文化財に指定されている建物正面玄関を前に「庭園ビアガーデン」を実施するという。
また今年は、7施設で肉料理「シェラスコ」などブラジル料理を提供。
ブラジル版コロッケ(コシーニャ)や、現地ではサッカー会場でも売られている揚げスナック菓子(パステウ)、チーズ味のもちもちとしたパン(ポン・デ・ケージョ)など、各店のシェフが料理を決め、腕を振うという。
同社では現在、平日休業の婚礼施設の活用で飲食事業を強化しており、正月やバレンタインなど、行事に合わせてレストランイベントを企画。
婚礼施設をレストランとして利用をすることで、施設の認知度向上と、今後の宴会利用にもつなげたいとしている。