【ニュース】 三陸鉄道とネスレ日本、三陸鉄道の全区間で切符として使用できる「切符カット」を6月16日より販売 岩手県宮古市

2014.06.03
三陸鉄道株式会社(岩手県宮古市、望月正彦社長)とネスレ日本株式会社(神戸市中央区、高岡浩三社長)は、三陸鉄道の全区間で切符として使用できるチョコレート「ネスレ キットカット ミニ 切符カット」を6月16日より販売する。
今回販売する「切符カット」は、三陸鉄道の開業30周年と、震災後の全線運行再開を記念したもの。
最後の復旧区間だった北リアス線「島越」~「田野畑」間の乗車運賃に相当する190円分の無料乗車券として、三陸鉄道全線で使用可能としている。
80年近くに及ぶ「キットカット」史上、「切符として使える商品」は、今回の「切符カット」が世界初だという。
販売場所は、全国の鉄道系コンビニエンスストア、東北地域のスーパー、コンビニエンスストア、東京タワー3階(「キット、ずっとミュージアムカフェ」物販コーナー内)。


ネスレ日本では、これまでにも東日本大震災からの復興支援活動を展開してきた。
2012年3月より開始した「キット、ずっとプロジェクト」では、「キット、願いかなう。」をブランドメッセージとして掲げ、がんばる人を応援するチョコレートブランド「キットカット」を通じ、岩手・三陸鉄道の復旧と、沿線地域の復興を世界中の「キットカット」ファンと共に応援してきたという。
「切符カット」は、本格的な観光シーズンとなる夏季に先がけ、6月16日に発売を開始。
パッケージ(外箱)を三陸鉄道の切符売場または下車時の運賃支払い時に渡すと、1つにつき運賃190円が無料となる。
一回の乗車につき、複数のパッケージ(外箱)を利用可能。
無料相当額が区間運賃に満たない場合は、現金で差額を支払う形となる(区間運賃が190円未満の場合は、つり銭無し)。
「ネスレ キットカット ミニ 切符カット」の種類別名称はチョコレート。
内容量は3枚、希望小売価格は108円(税込)。
発売日は6月16日、使用期間は2014年6月16日~2015年5月31日。
利用区間は三陸鉄道全線・全駅間(190円分乗車券として利用可)。