【ニュース】 大和ハウス工業、同社初のネット・ゼロ・エネルギー・ビル実証事業採択建築物となる環境配慮型次世代オフィス「大和ハウス富山ビル」を竣工 富山県富山市
2014.04.14
大和ハウス工業株式会社(大阪府大阪市、大野直竹社長)は、2013年9月より、富山市の割烹「銀鱗」跡地で建設を進めてきた、環境配慮型次世代オフィス「大和ハウス富山ビル」を4月11日に竣工した。
今回竣工した同ビルは、同社が推進する「Smart-Eco Project(スマートエコプロジェクト)」の第10弾となるもの。
同社の事務所ビルとして初めて、経済産業省の平成25年度「ネット・ゼロ・エネルギー・ビル実証事業」に採択されている。
同ビルでは、屋上と壁面に24.5kWの太陽光発電システムを設置。
また、15kWhのリチウムイオン蓄電池を導入したほか、壁面緑化等に対応した外装フレーム「D’s フレーム」などの環境配慮技術を導入した。
なお同ビルでは、次世代オフィスの実証実験として、従業員が入居・運用しながら、4月19日から2年間、環境配慮技術の効果検証を行う。
得られた成果は、次世代オフィスの開発に活用していくとともに、今後同社が販売する建築物にも導入するとしている。
また同ビルはショールームとしても活用するという。
「大和ハウス富山ビル」の所在地は富山県富山市布瀬本町4番8。
敷地面積は2,978.8㎡、延床面積は3,277.73㎡。
建物は、鉄骨造、地上4階建、軒高16.36m(最高18.31m)。
平面駐車場84台。