【ニュース】 三井不動産、新産業を生み出すイノベーション拠点「KOIL(柏の葉オープンイノベーションラボ)」を4月14日に開業 千葉県柏市
2014.04.14
三井不動産株式会社(東京都中央区、菰田正信社長)は、柏の葉スマートシティの中核街区として開発を進めている複合施設「ゲートスクエア」(千葉県柏市)で、企業や個人が集まり交流を通じて新産業を生み出すクリエイティブなイノベーション拠点「KOIL(柏の葉オープンイノベーションラボ)」を4月14日に開業した。
「KOIL」は、起業家から生活者まで、職種や立場を超えた多様な人々の知識、技術、アイデアを組み合わせることで、革新的な新事業や製品・サービスを創造するための場。
国内最大級のコワーキングスペース(会員制共有ワークスペース、170席)となるKOILパークや、ベンチャー企業だけでなく大手企業の事業部門が入居するオフィスフロアを設置した。
さらに、一般のビジター利用も可能とし、アイデアを素早くカタチに変えるKOILファクトリー(デジタルものづくり工房)、様々な人材の交流を生み出すカフェやスタジオなども併設したという。
「KOIL」の特徴は、空間だけでなく、イノベーションを生み出すコミュニティが用意されている点。
起業家のアイデアや技術を事業化につなげ、グローバルな飛躍へと導くメンター(助言・支援者)がKOILに常駐し、KOIL会員等を対象にハンズオン型の充実した創業支援プログラムを提供する。
そのほか、大手企業・ベンチャー企業・クリエイターや生活者などの個人も含めて相互に交流を生み出し、イノベーションを誘発するセミナーや体験型ワークショップなど、多彩なイベントプログラムを展開するとしている。
主な施設構成は、6階イノベーションフロアがKOILパーク、KOILファクトリー、KOILスタジオ、KOILサロン、ミーティングルーム、カフェ、イノベーションオフィスなど。
4階・5階はオフィスフロアとし、2フロア合計で約5,403㎡の賃貸オフィスを提供、企業の組織規模にあわせて入居できる多彩なオフィスで構成した。
「KOIL(柏の葉オープンイノベーションラボ)」の所在地は千葉県柏市若柴178番地4 柏の葉キャンパス148街区2、「ゲートスクエア」ショップ&オフィス棟4階~6階。
交通はつくばエクスプレス「柏の葉キャンパス」駅より徒歩1分。