【ニュース】 鯖江市、「鯖江市役所JK課」プロジェクトを開始、女子高生による新しいまちづくりを模索 福井県鯖江市
2014.04.02
鯖江市(牧野百男市長)は、2014年4月より「鯖江市役所JK課」プロジェクトを開始、4月14日に鯖江市役所で記者会見を実施する。
同プロジェクトは、これまで市役所や公共サービスに直接関わることの少なかった女子高校生(JK)たちが、様々な市民団体や地元企業、大学、地域メディアなどと連携し、新しいまちづくりを模索していく、実験的な市民協働推進プロジェクト。
「自分たちのまちは自分たちでつくる」という基本理念のもと、鯖江市総務部市民協働課と鯖江市民主役条例推進委員会が中心となり、実施する。
同市は平成22年に「市民主役条例」を制定するなど、市民参加による住民自治や新しいまちづくりを進めてきた。
しかし、公共サービスに対する無関心層、特に若者との連携は難しく、課題になっていたという。
こうした中、、市民団体による「地域活性化プランコンテスト」を通じて同企画の提案があり、関係各所が協議し、採用を決定した。
プロジェクト開始後は、単に女子高校生メンバーに活動を任せるだけでなく、地元のベンチャー企業や様々な団体が連携し、サポートする。
同市と包括的連携協定を結ぶ福井大学の産学官連携本部や、先進的な公共政策研究を行う慶應義塾大学SFC研究所とも共同研究を行い、市民主役・市民協働による地域活性化の新しい自治体モデルを目指す。
なお、鯖江市役所JK課メンバーは、鯖江市民主役条例推進委員会の若者部会に属し、多くの市民と共に、継続的な市民主役のまちづくり活動を進めていくという。