【ニュース】 三菱地所、テナント企業の多様な働き方を支援するワーケーションオフィスが開業、2019年度中に新たな「WORK×ation Site」の3拠点新設を企図 和歌山県白浜町

2019.05.08
三菱地所株式会社(東京都千代田区、吉田淳一社長)は、和歌山県の白浜町第2ITビジネスオフィス内に整備したワーケーション オフィスが正式名称を「WORK×ation Site(ワーケーションサイト)南紀白浜」とし、5月7日にグランドオープンした。
「(仮称)南紀白浜ワーケーションオフィス」としてのプレオープンは2019年1月。

同施設は、同社テナント企業を中心に、都心の職場環境から離れたリゾート地の和歌山県白浜町で、一定期間勤務することによるイノベーション創出、及びモチベーション・生産性向上を目指すワーケーション事業を推進するための施設。
2018年8月に三菱地所・和歌山県・白浜町の3者で進出協定を締結の上、計画を推進してきた。

同社が考えるワーケーションとは、同施設利用者が心を解き放ち、イキイキと働ける環境によって、「モチベーション向上」「生産性の向上」「イノベーション創出」といった効果を生み出す取り組みの一つ。
リソート地の環境を活かし、プロジェクトチームによる会議や企業による短期研修をはじめ、都心では体験できないCSR活動等、様々な利用シーンを想定している。

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2019年度の同施設利用者としては、NTTコミュニケーションズ株式会社、株式会社ギックス、株式会社三菱UFJ銀行の3社が既に内定している他、その他多数の問い合わせを得ており、開業直後から高稼働を想定している。
今後の需要を見据え、同事業を拡大するため、2019年度中に3拠点程度の新たな「WORK×ation Site」の開設を目指す。

同社では、これまで東京・丸の内を中心に多くの街づくりを手掛けてきたが、今後も同社ならではの知見やノウハウを活かし、ワーケーション事業を始め、テナント企業の多様な働き方を支援。
更に、テナント企業へのオフィス提供に留まらない多様なニーズに応えるため、地方創生にも寄与する取り組みを行っていくとしている。

「WORK×ation Site 南紀白浜」の所在地は和歌山県西牟婁郡(にしむろぐん)白浜町2054番地の1 白浜町第2ITビジネスオフィス内、交通は南紀白浜空港より車で約3分、「南紀白浜」ICより車で約10分。
面積は約60㎡(約18坪、共用会議室7坪・共用スペース30坪付帯)、最大16名利用可、貸付方法は1日1社専有。
料金形態は1日10万円(税別)。
備品はプロジェクター、ホワイトボード、プリンター、ディスプレイ、文具、給茶等。