2018.12.20
東京建物株式会社（東京都中央区、野村均社長）は12月19日、オフィスビル「（仮称）仙台花京院プロジェクト」（仙台市青葉区）を着工した。
竣工は2020年1月末の予定。

同プロジェクトはJR「仙台」駅より徒歩6分に位置し、正面に花京院緑地が広がる開放感が特徴。
同社が仙台市内でオフィスビルを手掛けるのは、2009年竣工の東京建物仙台ビル（仙台市青葉区）に続く2棟目の開発となる。
なお、仙台市中心部での中規模以上の新築オフィスビルの建設は約3年ぶりになるという。

同ビルのオフィス部分（2～9階）は、1フロア約150坪を確保するとともに、柔軟なレイアウトが可能な整形無柱空間を実現。
フロアは最大で5分割にできる計画となっており、最小で15坪の区画から用意が可能としている。

耐震性については、建築基準法で定められた耐震基準の1.5倍相当を確保。
また、外装部分にLow-E複層ガラスを、貸室内と共用部にLED照明を採用することで、建築物総合環境性能評価システム「CASBEE」Aグレード相当の高い環境性能を実現したという。

「（仮称）仙台花京院プロジェクト」の所在地は仙台市青葉区花京院1丁目11番1（地番表示）、交通はJR「仙台」駅より徒歩6分、地下鉄南北線「広瀬通」駅より徒歩7分。
敷地面積は860.09㎡、延床面積は約5,800㎡。
構造・規模は鉄骨造・地上9階塔屋1階。
用途は1階が店舗、2～9階が事務所。