【ニュース】 マツダ、広島県・三次市・地域住民と連携し、コネクティビティ技術を活用した移動サービスの実証実験を開始 広島県三次市

2018.12.17
マツダ株式会社(広島県府中町、丸本明社長)はこのほど、広島県・三次市・地域住民と連携し、三次市でコネクティビティ技術を活用した移動サービスの実証実験を開始した。

昨今、中山間地域では、公共交通の空白化などにより、高齢者や体の不自由な人を中心に移動手段の不足が社会問題になっている。
同社では、クルマとコネクティビティ技術を活用できるようにすることで、地域住民が助け合うコミュニティ、そこに参加する地域内外のドライバー、そこで生まれる人と人とのつながりを創出していきたいとしている。

今回の移動サービス実証実験で、同社は地域移動サービスで使用する運行管理システムと利用者用アプリの開発を担当。
同アプリの開発により、地域住民が運行する地域移動サービスの運営を省力化するとともに、アプリ内のコンテンツを充実させることによって人々の参加を促し、地域の活性化につながる様々な付加価値を生み育む取り組みに貢献する。

今回の実証実験で得られたデータを蓄積し、次世代コネクティビティ技術や、自動運転技術と組み合わせたライドシェアサービスの開発を目指すという。