【ニュース】 ジャパネットホールディングス、三菱重工業と工場跡地の不動産売買契約を締結、スタジアムを核としたまちを計画 長崎県長崎市

2018.11.02
「ジャパネットたかた」の持株会社・株式会社ジャパネットホールディングス(⻑崎県佐世保市、髙⽥旭人社長)は10月31日、三菱重工業株式会社(東京都港区、宮永俊一社長)と工場跡地(長崎市幸町)の不動産売買契約を締結した。

ジャパネットホールディングスでは今後、同売却地で「住む・働く・遊ぶ・学ぶ・憩う」が融合したユニークなまちづくりを行う。
これまで長崎県になかった特徴を持つ6つの施設を導入、そこに3つの機能を持たせることで、同県の暮らしに楽しさと豊かさを提供したいという。

初期構想イメージでは、スタジアムを核としたまちを計画。
ホテル・マンション・オフィス・地元密着のマーケットといった長崎の人々のライフスタイルを刺激する、訪れた人が1日過ごせるような施設を導入し、同県の新しいランドマークを目指す。

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施設完成までは、最新情報を発信する「専用アプリ」を開発予定。
アプリユーザーからの声も聞きながら施設開発を進める。
同アプリでは、施設内でキャッシュレスに過ごせるよう、決済機能を持たせることも検討する。

スタジアムには、家族向けのスペースや、アウェイも含めたサポーター席、食事付きで楽しめる席などさまざまな席種を用意する予定。
試合前後にも食事やサッカー談議を楽しめるスペースも検討する。

あわせて、同事業では県内での雇用機会の創出を図り、来年からは同社グループでの採用も強化。
同施設計画に向け、長崎への想いがある人を毎年数十人規模で採用したいとしている。

売却地の所在地は長崎県長崎市幸町、面積は6万8,746.58㎡。
2021年4月に土地引き渡し(予定)、2023年の竣工を目指す。