【ニュース】 楽天LIFULL STAYとデベロップ、コンテナ型宿泊施設「Rakuten STAY VILLA」の開発・販売で業務提携、1号店は2019年春頃に開業予定 沖縄県宮古島市

2018.10.15
楽天グループで民泊事業を手掛ける楽天LIFULL STAY株式会社(東京都千代田区、太田宗克代表)とコンテナ建築を中心に施設管理や建築事業を手掛ける株式会社デベロップ(千葉県市川市、岡村健史代表)は10月12日、楽天LIFULL STAYが提供する民泊・簡易宿所向けのブランディング・運用代行サービス「Rakuten STAY」のサブブランドであるコンテナ型宿泊施設「Rakuten STAY VILLA」の開発・販売で業務提携した。
「Rakuten STAY VILLA」の1号店は2019年春頃、沖縄県宮古島市で開業予定。

今回の提携によりデベロップは、楽天LIFULL STAYが監修する「Rakuten STAY VILLA」のデザイン・設計・施工を担い、同施設の販売代理店として、不動産オーナーへの営業活動を行う。
10月12日より、不動産オーナー向けに同施設への申込受付を開始した。
建築用コンテナモジュール2個以上を掛け合わせた施設を1戸として、最低注文受付数は原則3戸からとする。

「Rakuten STAY VILLA」は、土地の形状や用途に応じてデザインしやすい建築用コンテナモジュールを活用したコンテナ型宿泊施設で、テラスやプールなどで構成される予定。
コンテナ建築では、規格化した部材を工場生産し、現地で建築用コンテナモジュールを組み合わせる。
運用代行については楽天LIFULL STAYが担う。

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「Rakuten STAY VILLA」は、スクエア形状の建築用コンテナモジュールを各施設に使用しているため、不整形地でも自由な施設の配置、組み合わせが可能。
建築用コンテナモジュールを掛け合わせた複数の部屋で構成される一軒家タイプに加え、露天風呂や屋外ジェットバス、プールを備えた宿泊施設まで、条件や用途に合わせて施設を建築することができるという。

また、外壁や屋根などの施工を完了した状態で出荷することで、一般的な在来工法より大幅に工期の短縮できる。
コンテナ建築は、移設・増設・再利用が容易なため、サステナブル(持続可能)な次世代型建築として、注目を集めているという。

楽天LIFULL STAYは、2017年11月に「Rakuten STAY」の提供を開始。
今回の「Rakuten STAY VILLA」のほかにも、戸建型宿泊施設やホステル、京町家、ガレージハウスといった宿泊施設のタイプ別サブブランドを発表してきた。
多様な旅行者のニーズに応え、宿泊施設選びをより容易にするため、今後も様々なサブブランドを展開していく予定。