【ニュース】 二条城、特別企画「世界遺産 二条城の早春」を開催、国宝・二の丸御殿大広間三の間の特別入室と非公開の清流園・香雲亭での昼食提供を実施 京都府京都市

2018.10.10
京都市では、二条城(京都市中京区)の貴重な文化財に親しんでもらう特別企画「世界遺産 二条城の早春」を開催する。

同企画では、国宝・二の丸御殿の障壁画や欄間彫刻を間近で鑑賞できる「大広間三の間特別入室」を平成31年1月4日~28日に実施。
あわせて、10年ぶりとなる狩野探幽(かのうたんゆう)が描いた障壁画「探幽の孔雀」の原画公開を平成30年12月17日~平成31年2月17日に実施する。
また、通常非公開の清流園の香雲亭では、数量限定の特別昼食を平成31年1月26日~2月28日に提供するという。

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国宝・二の丸御殿大広間三の間特別入室では、大広間三の間の室内に入り、廊下からの観覧ではなく、間近で狩野探幽が描いた障壁画(模写画)をはじめ、厚さ35cmの欄間彫刻や天井画が観覧可能(火曜日は二の丸御殿の観覧不可)。
また平成31年1月17日には、学芸員解説会を、大休憩所北側レクチャールームで10時から約30分間行う(先着50名、受付開始は午前9時30分~、参加費無料、入城料は別途必要)。

探幽の孔雀~大広間二の間・三の間障壁画「松孔雀図」の原画公開では、10年ぶりに、大広間二の間・三の間に描かれた狩野探幽の「松孔雀図」を合わせて公開。
孔雀の流麗な姿態と写実的な羽の描写を楽しめるという。
公開期間は平成30年12月17日~平成31年2月17日(12月29日~31日は休城日のため休館)、受付時間は9時~16時30分(二条城の入城受付は16時まで)。
公開場所は二条城障壁画 展示収蔵館(入館料100円、入城料が別途必要)。

通常非公開の清流園・香雲亭で、庭を眺めながら京料理を楽しめる特別昼食の提供期間は平成31年1月26日~2月28日、提供時間は第1部が11時30分~12時30分・第2部が13時~14時(それぞれ開始時刻の10分前頃に香雲亭まで要来場)。
提供場所は清流園香雲亭。
提供内容は京料理いそべ「京野菜の煮物椀付 早春の二の丸御膳」、1日68名限定・要予約、値段は税込3,500円(入城料が別途必要)。
希望日の前日16時までに要予約(予約希望日・氏名・人数・連絡先が必要)。
受付開始は12月1日~(12月30日~1月3日を除く)、受付時間は10時~16時。
申込みは京料理いそべまで。

二条城の所在地は京都市中京区二条通堀川西入二条城町541、最寄り駅は地下鉄東西線「二条城前」駅、最寄りのバス停は「二条城前」。
問い合わせは、元離宮二条城事務所まで。