【ニュース】 マイファーム、「丹波市立 農の学校」で指定管理者に決定、全日制の農業学校を2019年4月に開校 兵庫県丹波市

2018.08.29
株式会社マイファーム(京都市下京区、西辻一真代表)は、丹波市が設置する「丹波市立 農の学校(みのりのがっこう)」で指定管理者の指定を受け、2019年4月、全日制の農業学校を開校する。
市が設置し、民間事業者が運営する「公設民営」の農業学校は、全国で初めての取り組みとなる。

「丹波市立 農の学校」は、新規就農を目指す人が、年齢や経験の有無にかかわらず、農業栽培の技術(有機無農薬栽培や丹波市の特産物栽培)、農業経営、農村文化を学び、自ら実践することができる、全日制の農業学校。

同社ではこれまで、新規就農を目指す社会人を対象とした週末農業学校「アグリイノベーション大学校」を運営、新規就農者を全国に輩出してきた。
また、農業者に向けた経営力向上のための経営塾の運営にも取り組んでいる。

「丹波市立 農の学校」では、農業の技術指導と経営者育成の実績を生かし、里山の資源を生かした有機農業の技術、最先端のICT技術とデータ分析による次世代農業経営を学ぶことのできるカリキュラムを提供する。
2019年から2024年までの5年間で100名の新規就農移住者を呼び込み、地域農業の活性化に寄与するという。

「丹波市立 農の学校」の開校時期は2019年4月。
募集定員は20名以内(第1期)。
カリキュラムは総受講時間1,216時間(座学講座184時間、栽培実習・実践960時間、視察・現地研修72時間)。
受講料は51万2,000円、教科書代3,000円、受験料6,500円(何れも税別)。
入学要件は18歳以上、高等学校卒業程度の学力を有し、健康状態が良好であること。
募集期間は2018年8月23日~2019年3月22日。
第1回受講説明会(東京開催)は2018年9月17日。