【ニュース】 JTBグループなど、8回目となる「大学生観光まちづくりコンテスト」の募集を開始、今年は魅力度最下位脱出に向けた「茨城ステージ」を新設 茨城県水戸市

2018.04.26
大学生観光まちづくりコンテスト運営協議会(実行委員長:長田進慶應義塾大学経済学部教授、事務局:株式会社JTB総合研究所、株式会社三菱総合研究所)は、8回目となる「大学生観光まちづくりコンテスト 2018」に参加する大学生チームの募集を開始した。

同コンテストでは、参加する大学生のチームが、指定地域からのテーマ設定に基づいて「観光まちづくりプラン」を約2カ月かけて作成。
実際に地域を訪れてフィールドワークを行い、地域の経済や雇用に貢献できる実現可能なプランを作成する必要があることから、学生や教職員にとっては実践的な教育の場となり、観光系の学生だけでなく、経営学や国際関係など、多様な専攻の学生の参加も増えているという。
9月の本選での最終審査の結果、優秀なプランについては、JTBグループが自治体等と商品化やプロジェクト化を検討する。

8回目を迎える今年は、2017年の北陸・多摩川に、新設の茨城、長崎県国境離島ステージを加え、いずれの地域にもエントリーすることを可能とした。

新設の「茨城ステージ」では、対象指定地域を「茨城県全域」とし、魅力度最下位脱出に向けた「観光まちづくり」をテーマに、「長崎県国境離島ステージ」では、対象地域を「対馬市・壱岐市・五島市・小値賀町・新上五島町」とし、「しま」ならではの「観光まちづくり」・島がうるおう「観光まちづくり」(のいずれかを選択)をテーマにプランを募集する。
また、各ステージの優秀賞受賞チーム(各ステージ1チームずつ)による優秀作品発表会を、9月に東京ビックサイトで開催される「ツーリズム EXPO ジャパン」内で実施する予定。

募集期間は4月26日10時~6月14日17時まで(コンテストホームページよりエントリー)。
プラン提出の締め切りは8月21日17時まで。
本選は、茨城ステージが9月5日(茨城県庁講堂)、長崎県国境離島ステージが9月7日(長崎ブリックホール 国際会議場)、北陸ステージが9月11日(金沢アートホール)、多摩川ステージが9月14日(さいたま新都心合同庁舎1号館)。
優秀作品発表会は9月21日に「ツーリズム EXPO ジャパン」内で実施予定。
参加チーム数は、茨城・北陸・多摩川・長崎県国境離島ステージ計250チーム(90大学以上)程度から各10 チーム程度を選抜。
参加は無料(旅費、資料費等は参加者の自己負担)。