【ニュース】 京都産業大学、学生が中・長期間滞在し、地域活性化の拠点となる域学連携交流施設を土庄町にオープン 香川県土庄町

2018.04.06
京都産業大学(京都市北区、大城光正学長)は、香川県土庄町(三枝邦彦町長)に、学生が中・長期間滞在でき、地域活性化の拠点となる域学連携交流施設「夢(む)すび館」をオープンした。

3月23日に行われた開所式では、同施設を利用し、小豆島の島鱧のブランド化やスポーツを通した地域活性化に取り組む現代社会学部の学生が、町内の関係者を前に決意表明。
京都府綴喜郡井手町の活動拠点「むすび家ide」を活用し、地域活性化に取り組む学生らが活動発表を行った。

両者は2015年に包括連携協定を締結し、同町で「京都・土庄 むすびわざ大学」と称した公開講演会や中学校での実験体験、クラブの発表などを行ってきた。
同大学は、同町が包括連携協定を結んだ初めての大学となる。

今回オープンした同施設は、学生の地域での活動を後押しし、さらに地域振興を行う拠点となるよう、同町が高松法務局土庄出張所だった建物を地方創生交付金を利用して改修したもの。
施設内には、ミーティングスペースのほか、簡易の宿泊、入浴、炊事施設なども完備した。
同大学では、同施設を活動拠点とし、同町でのフィールドワーク、地域活性化に取り組んでいく予定だという。