【ニュース】 東海道歴史街道観光推進協議会、静岡市の中山間地域「オクシズ」を舞台に14プログラムを体験できるオクシズ温故知新博覧会「オクシズおんぱく」を8月1日~31日に開催 静岡県静岡市

2017.07.13
東海道歴史街道観光推進協議会(静岡市観光交流課内)は8月1日~31日の期間、自然豊かな静岡市の中山間地域「オクシズ」を舞台に、豊かな自然や食・伝統など14プログラムを体験できるオクシズ温故知新博覧会「オクシズおんぱく」を開催する。

おんぱくとは、元々は大分県別府市で始まった「温泉泊覧会」が発祥。
地域の特色を生かした体験プログラムを提供し、地域活性化に大きな効果をもたらした。
小規模な交流型プログラムを「一定エリア内」で「一定の期間」に「集中的」に開催することが特徴で、現在、全国各地で取り入れられている。

同協議会では今年2月、地域の様々な魅力・奥深さに出会える多彩な体験型プログラム「駿河 東海道おんぱく」を開催し、好評を博した。
「オクシズおんぱく」は、その番外編として、今夏、自然豊かな中山間地域「オクシズ」を舞台に開催するもの。
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「オクシズ」とは静岡市の面積の約80%を占める山間地域の愛称。
ここでは、昔ながらの生活がゆったりと営まれており、地域特有の風習や祭りなどの歴史ある文化、わさび・茶などの人の手と心で作られた農産物の数々、棚田や茶畑といった美しい景観が今も多く残っているという。
今年5月15日には、オクシズの安倍奥にある梅ケ島温泉郷が、その泉質や豊かな自然環境などを国に認められ、新たな「国民保養温泉地」として指定されている。

実施プログラムのうち、自然を楽しむ5プログラムは、「自然を歩こう!山の魅力的な素材でボタニカルサシェと苔テラリウム作り(玉川)」「きこりに挑戦!伐採体験をしよう!(玉川)」「市民のチカラでビオトープ復活大作戦(両河内)」「山筋街道!オクシズ横断路を往く(両河内)」「期間限定、パノラマ野天風呂開店!(井川)」。

食を楽しむ4プログラムは、「原木しいたけを知ろう!食べよう!体験しよう!!(梅ヶ島)」「日本農業遺産、山葵田見学&山葵漬作り体験(梅ヶ島)」「清沢でピザ作りやマス釣り体験。オクシズの夏を楽しもう!!(清沢)」「奥藁科・大川こだわりの蕎麦打ち体験(大川)」。

知って楽しむ5プログラムは、「砂金採り体験と日影沢金山の歴史探訪とハイキング(梅ヶ島)」「昆虫のイラストストラップ作りとカブト虫の観察(梅ヶ島)」「歴史ロマンが生きる松野の地でお茶摘みや旬の地野菜天ぷらを(松野)」「親子で楽しむウイスキー工場(玉川)」「きこりの積木作りとおばあちゃんの料理教室(玉川)」。

「オクシズおんぱく」の開催期間は8月1日~31日。
会場はオクシズエリア各所(開催日時・場所・料金・募集人数・申込先・募集締切日はプログラムごと異なる)。
プログラムの詳細は公式WEBサイトより。
何れも事前に申し込みが必要(予約受付は先着順)。