【ニュース】 立山黒部アルペンルート、扇沢駅と黒部ダムを結ぶ関電トンネルトロリーバスの累計乗車人数が6,000万人を達成 長野県大町市

2017.07.11
大町市プロモーション委員会(長野県大町市)は、大町市と富山県を結ぶ立山黒部アルペンルートで、同市の扇沢駅と黒部ダムを結ぶ関電トンネルトロリーバスの乗車人数が、1964年の開業から累計6,000万人を達成したと発表した。

7月6日に6,000万人目の乗客となったのは、東京都立川市在住の
60代の夫妻。
扇沢駅では、関係者や観光客も一緒に節目の乗車を祝うセレモニーを実施、夫妻にはくろよんロイヤルホテル(長野県大町市)のペア宿泊券や関電トンネルの破砕帯から湧き出る湧水で作られたご当地サイダー「ハサイダー」が贈られた。
20170711大町市プロモーション委員会

夫妻は2泊3日の日程で同市を訪れており、トロリーバスに乗車するのは今回が初めて。
「ずっと黒部ダムに行きたいと思っていたが、まさか6,000万人目になるとは思ってもみませんでした。天気もいいしダムの観光放水など楽しみたいです」と話した。

関電トンネルトロリーバスは、扇沢駅と黒部ダムまでの6.1㎞を16分で結んでいるバス。
ガソリンではなく、電気を動力に使う珍しい乗り物で、鉄道の一種として区分されている。
現在では日本で唯一、立山黒部アルペンルートで運行。
関電トンネルと、同じく立山黒部アルペンルートの「立山トンネル」の2ヶ所のみで運行されているという。