【ニュース】 グローバルエージェンツ、ミレニアル世代向けに特化した宿泊施設を7月中旬に京都河原町三条でオープン、カプセルホテルの進化形とコワーキングを融合 京都府京都市
2017.07.05
株式会社グローバルエージェンツ(東京都渋谷区、山﨑剛代表)は、新たにミレニアル世代向けに特化した宿泊事業を開始、1号店となる「The Millennials(ザ・ミレニアルズ)」(京都市中京区)を7月中旬にオープンする。
ミレニアル世代とは、主に1980年以降に生まれた世代。
同社の山崎代表も1982年生まれのミレニアル世代で、同じ世代ならではの視点を活かし、「ソーシャルアパートメント」という新しい概念で、30年以上変化の少ない不動産賃貸業界で初めてミレニアル世代向けに特化したマンションを開発。
現在では首都圏中心に36棟・2,000室のソーシャルアパートメントを供給し、全稼働率は93%に達しているという。
今回は、ミレニアル世代の視点でミレニアル世代のための宿泊施設を具現化したいという想いから、「The Millennials」を開発した。
ミレニアル世代は、所有とシェアを合理的に判断し使い分け、多様な価値観を受け入れ、身軽さや自由を求めることから、既存のホテルやオフィス・住居といった定義にとらわれず、合理性と多様性と自由を追求した施設となっていることが大きな特徴だという。
客室は、日本発で海外から注目を集めているカプセルホテルを応用した形態で、従来型のカプセルよりも高い居住性と機能性・先進性を備えた「スマートポッド」を新たに自社開発。
また、価格帯としては宿泊特化型でありながら、ホテル全体の
20%の面積を共用部に割いた。
フロント・ロビーの他、ワークデスク・ミーティングルーム・プレイゾーン・キッチン・ダイニングスペースといった充実した共用スペースがあり、宿泊者は全てのスペースを自由に利用することが可能。
「眠るまでをホテルの共用部で過ごす」という滞在スタイルを提案する。
なお、ホテルは多くが1・2泊の滞在となるため、安定したコミュニティが生まれにくい傾向にあるが、同施設では共用部をコワーキングスペースとしても運用するため、長期的に利用するローカルのコワーキング会員により、安定したオープンなコミュニティが形成されるという。
いつ来てもローカルのコミュニティに入る体験を宿泊客に提供できる点が大きな魅力で、ローカルのコミュニティに触れる体験は旅の大きな醍醐味の一つになるとしている。
「The Millennials」の所在地は京都市中京区河原町三条下ル山崎町235 Gビル京都河原町01、交通は阪急京都線「河原町」駅より徒歩5分、京阪本線「三条」駅より徒歩5分、地下鉄東西線「三条京阪」駅より徒歩5分、地下鉄東西線「京都市役所」駅より徒歩4分、各線「京都」駅よりタクシーで約13分。
客室数は152室、客室単価は6,000円前後。
開業日は7月中旬予定。