【ニュース】 草津宿場まつり実行委員会、滋賀の「第49回草津宿場まつり」を4月30日に開催、絢爛豪華な「時代行列」の参加者を募集、今年のテーマは「新たなる時の出逢い」 滋賀県草津市

2017.02.10
草津宿場まつり実行委員会(滋賀県草津市)は、毎年恒例・春の風物詩「草津宿場まつり」を4月30日に開催する。
今年のテーマは「新たなる時の出逢い」。
当日イベントを一緒に盛り上げる参加者の募集を開始した。

同イベントが開催される「草津宿」は、起点となる東京日本橋を除くと、全国で唯一、東海道と中山道の2つの街道が交わる東海道五十三次の五十二次目の宿場町として、400年前より多くの人と物が往来し、栄えてきた。

当日は、能などの古典芸能の披露や物産展、ステージでのイベントなど、街中のあちらこちらが催し物で賑わい、「昔」の草津宿の歴史と伝統を身近に感じ、「今」の草津にも出会うことができるとしている。

中でも、公募で選ばれた100人以上の人々が時代衣装に身を包み、和宮や篤姫など草津宿に縁のある歴史上の人物に扮して、衣装を着た状態で約2時間街道を練り歩く「草津時代行列」はとりわけ賑わうという。
20170210草津宿場祭り

参加募集対象は、「草津時代行列」「町衆熱演舞台」の参加者とボランティアスタッフ(草津宿場まつり公式ホームページより募集)。

「草津時代行列」では、姫や殿、武士、腰元などの装束を身にまとい、時代行列に参加することができる。
募集期間は2017年3月10日まで。
選考会対象役柄は、和宮(かずのみや)役(10代の女性)1人、篤姫(あつひめ)・瀧山役(20~30代の女性)各1人、幾島(いくしま)・庭田・観行院役(40代以上の女性)各1人、徳川家定(いえさだ)・家老役(男性)各1人。
3月26日の選考会、4月9日の説明会(かつら合わせ)、4月30日のまつり当日への参加が必須(事前PR活動に協力してもらう場合あり)。
一般対象役柄は、御小姓役など(中学生以上の10代の女性推奨)5人、中臈・命婦役など(20~30代の女性推奨)46人、上臈・公卿役など
(40代以上の女性推奨)20人、奉行・先払・山車引き役など(男性推奨)26人。
4月9日の説明会(かつら合わせ)、4月30日のまつり当日への参加が必須。
子ども行列の子ども腰元役(草津市内在住の小学4年生~6年生の女子推奨)30人。
3月26日の説明会への出席と4月2日・16日の練習会に1回以上の参加が必須。
学年や年齢は2017年4月時点とし、当日は約2時間、衣装を着た状態で歩く。

「町衆熱演舞台」では、歌やダンスなど様々なパフォーマンスを、まちなかに設置したステージで披露することができる。
募集期間は2017年2月28日まで。
応募要件は4月15日の説明会と4月30日のまつり当日に参加でき、当日は10時~15時の間でパフォーマンス可能な個人またはグループ。
定員は15組程度(書類審査)。
出演人数は1組あたり最大20名。
出演場所はJR草津駅東口デッキ。
ステージは舞台2m×5m、平舞台4m×7m(予定)。
パフォーマンス時間は出演時間15分程度、転換時間5分程度。
なお、書類審査のための音源や映像の提出が必要(音源はCD・MD可、カセット不可)。

ボランティアスタッフは、宿場まつりの企画・運営に携わってもらえるスタッフ、まつり当日のボランティア、宿場まつりのメインイベントである「草津時代行列」の着付の手伝いをしてもらえるスタッフを募集する。
企画スタッフはまつりの企画・運営、当日スタッフはまつり当日のボランティア、着付スタッフは時代行列の着付け補助・メイク補助等。
募集期間は随時(着付スタッフのみ3月31日まで)。
応募要件は4月30日まつり当日と、当日までの打ち合わせに参加できる人。

あわせて、協賛事業の「草津川跡地公園かごかきレース」「草津・街道綱引き大会」の参加者も募集する。
「草津川跡地公園かごかきレース」では2017年4月10日まで募集、主催は公益社団法人草津青年会議所、問い合わせは草津青年会議所まで。
「草津・街道綱引き大会」では2017年3月31日まで募集、主催は草津・街道綱引き大会実行委員会、問い合わせは草津・街道綱引き大会実行委員会事務局(草津商工会議所内)まで。