【ニュース】 大井川鐡道、4回目となる「長距離鈍行列車」を4月13日に運転、今回の「妄想列車」は1984年ごろの「原ノ町」発「青森」行普通列車 静岡県島田市
2019.03.19
大井川鐵道株式会社(静岡県島田市、鈴木肇社長)は、昭和10年代~20年代製造の旧型客車を電気機関車が牽引し、「新金谷」~「千頭」間を3往復(総乗車距離223.2㎞、総乗車時間11時間29分)する「長距離鈍行列車」を4月13日に運転する。
同社が「長距離鈍行列車」を運行するのは、2016年以来、今回で4回目。
昭和時代の国鉄で主要駅間をのんびりと運転した「長距離鈍行列車」の再現を目指す。
今回は舞台を常磐線「原ノ町」駅(福島県)~東北本線「青森」駅間に設定。
「妄想列車」は1984年ごろの「原ノ町」発「青森」行普通223列車をイメージした。
車内放送も両線の駅名をアナウンスし、参加者の「妄想感」を高めるという。
機関車には、1949年、大井川本線電化時から在籍する古豪E101を使用予定。
客車は旧国鉄の旧型客車4両で、座席はオール・ボックスシートとなる。
また、昭和時代の長距離鈍行の名物だった主要駅での「長時間停車」(通称ドカ停)も設定、今回は「駿河徳山」駅で46分のドカ停を予定しているという。
2往復目では15時ごろに車内でおやつを配布、昔ながらの素朴な味わいが人気の知られざるベストセラー「東海軒のサンドイッチ」を用意する。
弁当には、特別に静岡駅で販売している駅弁を購入可能(オプション販売、昼食:親子めし、夕食:幕の内弁当、要予約、販売元:東海軒)。
「長距離鈍行列車」の運転日は4月13日。
運転行程は「新金谷」駅9時15分発、「新金谷」駅~「千頭」駅間を3往復後、「新金谷」駅20時44分着。
旅行代金は大人1万2,000円・小人7,000円(「新金谷」~「千頭」~「金谷」2日間乗り降り自由ツアー専用乗車券・おやつ・保険料含む)。
募集人員は80名(予約制、最少催行人員35名、応募多数の場合は抽選)。
申込は大井川鐵道公式ホームページの特設ページから要事前受付、受付期間は3月22日9時~25日8時59分。