【ニュース】 いちごの里、6次産業と福祉を組み合わせた就労継続支援A型事業所を設立 栃木県小山市

2018.10.02
「いちごの里」(栃木県小山市、運営:農業生産法人株式会社いちごの里ファーム、小黒昇巳代表)は10月1日、6次産業(農業×加工×販売)と福祉を組み合わせた「一般社団法人いちごの里めぶきファーム」(栃木県小山市、小黒友子代表)を設立した。

「いちごの里」は、いちごの生産量日本一を誇る栃木県で、年間
30万人以上が来場する日本最大規模のいちご狩り体験農園。
日本では唯一、年間を通じて国産のいちごを収穫することが可能な観光農園施設で、いちごを使用したスイーツの販売やいちごを使用した料理を提供している。
いちご以外にも、さくらんぼ・ブルーベリー・ぶどう・もも・じゃがいも・えだまめ等を育てているという。

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今回設立した「いちごの里めぶきファーム」は、「いちごの里」内に新しく設立した就労継続支援A型事業所。
障がいのある人と共に働くことで、地域で安心して暮らせるよう、「社会交流」「社会進出」のための支援を行う。

同事業所では、いちごの加工品を製造するほか、農業にも従事、企業等に就労することが困難な障がいのある人に対し、雇用契約に基づく生産活動の機会の提供、知識・能力向上のために必要な訓練などを行う。
同サービスを通じ、一般就労に必要な知識や能力が高まった人は、最終的に一般就労への移行を目指す。

製造したいちごのジャム等の加工品は「いちごの里」内で販売する予定。