【ニュース】 JTB関東と古河市、古河市の花「はなもも」を活用したアロマ商品開発事業を開始、期間限定の観光資源を持続的な地域資源に 茨城県古河市

2018.02.21
JTBグループの株式会社JTB関東(さいたま市中央区、今枝敦社長)と古河市(針谷力市長)は、古河市の花「はなもも」を活用したアロマ商品開発事業を行う。

「花」は近年、観光資源としての価値が高まっているが、その命が短いことから、期間限定の観光資源に留まっているのが現状。
両者は、「はなもも」を期間限定の観光資源から、持続的な地域資源に変えることで、地方創生につなげたいという。

20180221JTB

同事業では、 開花時期に限らず、1年を通じて「はなもも」を楽しんでもらう機会を創出。
市の花を活用した特産品開発による同市の認知向上を図り、視覚だけでなく嗅覚でも同市をPRする。
間接的経済効果(花見)から、直接的経済効果(商品化)へ「稼ぐ力」をつけるという。

アロマ商品の開発にあたっては、水やその他の溶媒を使わず低温真空状態で芳香成分を抽出する、最新で効率の高い「低温真空抽出法」を採用。
植物原料が持つ効果効能を高く保持でき、従来の抽出法では叶わなかった水や熱に弱い成分も抽出可能としている。
10kgの植物原料から約8kgの液体成分が抽出できることから、量産可能な商品開発の検討が可能になるという。