【ニュース】 錦江町など官民3者、「森林に関する包括連携協定」を締結、伐採跡地の再造林率100%を目指す 鹿児島県錦江町
2025.10.02
鹿児島県錦江町(きんこうちょう、新田敏郎町長)、大隅森林組合(鹿児島県鹿屋市、下清水久男組合長)、日本森林アセット株式会社(東京都新宿区、石村藤夫社長)の3者は2025年10月1日、「森林に関する包括連携協定」を締結した。
行政、林業事業体、森林経営を専門とする民間企業の3者が連携し、伐採跡地の再造林率100%を目指す。
同取り組みでは、再造林が進んでいない伐採跡地を住友林業株式会社(東京都新宿区、光吉敏郎社長)傘下の日本森林アセットが購入。
同町が再造林促進のために費用の一部を助成し、同森林組合が再造林する。
日本森林アセットは、再造林した森林からJ-クレジットを創出し、その販売収益を再造林費に充当。
環境保全・地域経済・防災など多面的機能を持つ豊かな森林を将来世代に引き継ぐため、林業従事者の育成や雇用の創出等にも取り組むという。