【ニュース】 プリンスホテル、団体から個人へ、新たな需要で注目が集まる熱海で「プリンス スマート イン 熱海」を2020年夏に開業予定 静岡県熱海市

2019.04.03
株式会社プリンスホテル(東京都豊島区、小山正彦社長)は、熱海駅より徒歩約3分の伊豆箱根バス熱海営業所跡地で「プリンス スマート イン 熱海」(静岡県熱海市)を2020年夏に開業する(予定)。

「プリンス スマート イン」は、同社が新たに展開する次世代型宿泊特化ホテルブランド。
「イノベーションを追求する宿泊特化型ホテル」をコンセプトに、中長期で国内100店舗の展開を予定している。
予約からチェックイン、チェックアウトまで、ICT・AIを活用した「スマート」なサービスを提供、機能的かつ利便性・快適性を追求するホテルを目指す。
20代~30代のビジネス客に加え、国内外のレジャー利用客による利用も見込むという。

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今回開業する同ホテルでは、個人旅行化や若年化の進む熱海で、ブランドコンセプトを体現するため、ICT・AIを活用した最先端のスマートなサービスを提供。
快適で機能的な空間を提供するという。

熱海市観光建設部観光経済課「観光戦略会議」によると、熱海は近年再び人気の観光地として注目を集め、「意外と熱海」をコンセプトに地域一体となって女性グループやカップル、ファミリーの誘客に力を入れており、特に若年層の宿泊者が増加傾向にあるという。
また、四季を通じたイベントの開催や、効果的なプロモーション活動により、2017年度には年間宿泊客数が300万人を超え、5年連続の増加となった。
さらに、従来、団体旅行のイメージが強かった熱海だが、現在7人以上の団体は全体の宿泊者のうち約8%に留まり、夫婦やカップル、家族旅行が6割以上を占め、女性グループも約2割を占めるなど、個人旅行化が進んでいるという。

同社では今後、「プリンス スマート イン」ブランドを、首都圏のほか地方都市、新幹線停車駅や地方空港周辺都市など、同社ホテルが出店していないエリアを軸に出店を進める。
訪日外国人旅行者やデジタル世代の成長など、時代とともに変化するニーズに合わせ、既存の枠にとらわれないイノベーティブな設備・サービスを提供するという。

「プリンス スマート イン 熱海」(英文表記:Prince Smart Inn Atami)の所在地は静岡県熱海市春日町17-15(地番)、交通は
JR「熱海」駅より徒歩約3分。
敷地面積は約1,668.34㎡、延床面積は約3,754.33㎡。
構造・規模はRC造・地上8階。
客室数は125室(ダブルルーム62室、ツインルーム63室)、客室面積は16㎡~20㎡(標準客室面積18㎡)。
付帯施設はレストラン(席数は未定)。
着工時期は2019年4月、竣工時期は2020年5月末予定(ホテルは
2020年夏開業予定)。
事業主体・運営は株式会社プリンスホテル。