【ニュース】 藤田観光、環境に優しい企業を目指してプラスチック製ストローを廃止、全施設で年間約60万本削減 東京都文京区

2019.04.03
藤田観光株式会社(東京都文京区、伊勢宜弘社長)は、世界的に問題となっている海洋汚染に対する取り組みとして、同社が運営するホテル・レストラン・宴会場などの施設で使用しているプラスチック製のストローを7月末までを目処に順次廃止し、紙製または生分解性プラスチック製ストローへ移行する。

同活動により、年間約60万本のプラスチックストローが削減される見込みだという。
主な対象事業所は、ホテル椿山荘東京・太閤園・箱根小涌園 天悠・新宿ワシントンホテル・ホテルグレイスリー新宿など。

同社では、ホテル椿山荘東京や箱根小涌園 天悠、太閤園といった豊かな自然に恵まれた施設を運営し、「環境負荷の低減と循環型社会の形成に向け、人と地球に優しい企業市民を目指す。」という理念のもと、環境保全活動を推進してきたという。

具体的には、下田海中水族館スタッフによる海の生態系の出張授業や、ホテル椿山荘東京と太閤園の庭園での環境整備、LED照明や高効率照明の採用、連泊客を対象としたリネン交換を控える活動などを実施。
2018年6月には環境社会問題に対応するため、プロジェクトチームを立ち上げた。
今後も継続的に対応策を実施することにより、社会に貢献していくとしている。