2019.04.02
宮古島市伊良部地区で「みやこ下地島空港ターミナル」が3月30日に開業、運営会社の下地島エアポートマネジメント株式会社（沖縄県宮古島市、伴野賢太郎社長）が開業記念式典を実施した。

同施設は、三菱地所株式会社（東京都千代田区、吉田淳一社長）が「下地島空港における国際線等旅客施設整備・運営及びプライベート機受入事業」として整備を進め、3月11日に竣工したもの。

開業記念式典後には、同日より定期便就航を開始したジェットスター・ジャパンによる初便の就航式典も実施した。

同空港では、開業日より就航したジェットスター・ジャパンによる成田～下地島路線のほか、同じくジェットスター・ジャパンの関空～下地島路線、さらに宮古圏域では初となる国際線の定期便として、香港エクスプレスによる香港～下地島路線の就航が決定している。
今後も各所との協働のもと路線誘致活動を進め、2021年度までに年間利用客数30万人を目指すとう。

また、同ターミナルには、地元食材を使用したメニューを提供するカフェやレストラン、地元の生産者やメーカーから仕入れた商品を多く取り扱う土産店を、保安検査の前と後の両方のエリアに設置。
飛行機を利用しない地元の人や観光客にも立ち寄ってもらうことで、地元の特産品などの情報を発信するとしている。

「みやこ下地島空港ターミナル」の所在地は沖縄県宮古島市伊良部字佐和田1727。
敷地面積は3万2,586㎡、延床面積は1万2,027㎡。
規模・構造はRC造一部鉄骨造及び木造（CLT）・地下1階地上2階（旅客エリアは地上1階のみ）。