【ニュース】 大井川鐵道、静岡営業所内に「静岡ツアーセンター」を開設、観光面で静岡県中部地方を活性化 静岡県静岡市

2019.03.27
大井川鐵道株式会社(静岡県島田市、鈴木肇社長)は、2018年6月1日に営業を開始した静岡営業所(静岡市駿河区)内に、「静岡ツアーセンター」を4月1日に開設する。

同社ではこれまで、奥大井・大井川流域方面への送客は本社のある金谷(静岡県島田市)を中心に行ってきた。
今回、4月1日から静岡DC(静岡デスティネーションキャンペーン)が始まり、静岡県への注目度が高まる中、県庁所在地の静岡市に新たな拠点を設けることで、観光面から静岡県中部地方の活性化を目指す。

同センターでは、奥大井・大井川流域を目的地とする家族・少人数の来訪者向けのツアー商品づくりを基本方針とする。
静岡県内でも観光への動きがにぶいと言われている中部地方で、既存の施設や知名度の低い施設を組み合わせて紹介し、同地方に常に刺激を与え続ける存在を目指すという。

合わせて、現在静岡営業所に配置している大型観光貸切バスを5台から計7台(大型6台、中型1台)体制に増強。
旅行社等に対するSL・井川線への誘客営業や、貸切バスの営業・運転、県内や県外、海外への募集型・手配型旅行の企画・実施も、引き続き同営業所でする。

大井川鐵道「静岡ツアーセンター」の所在地は静岡市駿河区西脇
1163-1。
要員は5名(野澤修センター長)。
初年度の売上目標は1億円。