【ニュース】 JTBなど4社、ダムや発電所・送配電設備などを観光資源としたインフラツーリズムを本格的に推進 宮崎県宮崎市

2019.03.22
株式会社JTB(東京都品川区、髙橋広行社長)・宮崎交通株式会社(宮崎県宮崎市、菊池克賴社長)・株式会社ソラシドエア(宮崎県宮崎市、髙橋宏輔社長)・九州電力株式会社(福岡市中央区、池辺和弘社長)の4社は、宮崎県の活性化を目的に、電力インフラ(ダムや発電所・送配電設備など)を観光資源としたインフラツーリズムを本格的に推進する。

JTBと九州電力は、2018年11月にダムや発電所周辺地域の活性化を目的としたダムツアーを実施、好評を得ているという。
今後は、新たに宮崎交通とソラシドエアを加えた4社が連携し、各社の強みを融合させたインフラツーリズムを推進するとしている。

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4社のうちJTBは、旅行に関する全国的な販売網(店舗・オンライン販売網)を所有しており、販売網を活用した宣伝・販売促進活動が可能。
宮崎交通は、宮崎県内を中心としたバス事業や旅行事業を展開しており、宮崎地域に根ざした旅行事業者として宿泊や食事施設等に精通している。
ソラシドエアは、宮崎県の航空会社として羽田から宮崎への航空便を運航しており、首都圏など就航各地域や機内での宣伝・販売促進活動が可能。
九州電力は、ダム・発電所・送配電設備等の電力インフラを所有している他、グループ会社(九電産業)が旅行事業も展開している。

第1回ツアー「宮崎県耳川水系 ダム・発電所ツアー」は4月20日出発(1泊2日)、第2回ツアー「宮崎県一ツ瀬・小丸川水系を巡る」は5月22日出発(1泊2日)。
いずれも3月22日10時より販売を開始する。
申込は、第1回ツアーはJTB「たびーと」またはJTB宮崎支店まで、第2回ツアーは宮交観光HPまたは宮交観光店舗まで。
なお第3回以降については、決定次第随時、各旅行代理店のHP等で告知するとしている。