【ニュース】 尾道市とヤマト運輸、「しまなみ海道手ぶら当日便」の実証実験を3月13日より開始、「手ぶら」で快適なサイクリングを支援 広島県尾道市

2019.03.08
尾道市(平谷祐宏市長)とヤマトホールディングス傘下のヤマト運輸株式会社(東京都中央区、長尾裕社長)は、訪日外国人を含む観光客にしまなみ海道でのサイクリングや周遊観光をより楽しんでもらうため、「しまなみ海道手ぶら当日便」の実証実験を3月13日より開始する。

両者は2016年5月より、尾道駅周辺を中心とした「手荷物預かりサービス」や「商店街一括免税サービス」をはじめ、様々な観光サービスを連携し提供してきた。
尾道市と今治市を結ぶ瀬戸内しまなみ海道は、世界的なサイクリストの聖地として、国内外問わず多くの観光客で賑わう一方、観光の途中で手荷物を預け、宿泊施設へ送る手段が限られており、観光客からは「手ぶらで移動・観光したい」という要望があったという。

今回、両者は2月28日に包括連携協定を締結、3月13日より「しまなみ海道手ぶら当日便」の実証実験を行う。

同サービスは、しまなみ海道エリアにある9カ所の宅急便センターに手荷物を持ち込むと、エリア内の希望する宿泊施設や宅急便センターに当日中に手荷物を配送するというもの(冷凍・冷蔵の商品や自転車など一部取扱いできない荷物あり)。

対象となる宅急便センター9ヵ所は、尾道高須センター・尾道商店街センター・尾道港手荷物所・尾道美濃郷センター・尾道向島センター・尾道因島センター・尾道瀬戸田センター(広島県尾道市)、越智センター・今治中央センター(愛媛県今治市)。
各宅急便センターの営業時間は尾道商店街センターが9時~18時、尾道港手荷物所が8時~18時、越智センターが9時~21時、その他の宅急便センターは8時~21時。
実施期間は3月13日~2019年11月30日。