【ニュース】 アイセック仙台委員会、東日本大震災復興支援ツアーを3月9日~11日に開催、全国の大学生40人が宮城・福島で未来を考える 宮城県仙台市

2019.03.05
海外インターンシップ事業を主幹事業とする特定非営利活動法人アイセック・ジャパン(東京都新宿区、各務茂夫会長)の会員団体・アイセック仙台委員会は、3月9日~11日の期間、宮城県・福島県で東日本大震災復興支援ツアー「宮城へ行こうプロジェクト」を開催する。

今回の実行委員長を務めるのは、アイセック仙台委員会に所属する宮城大学食産業学部の3年生。
3.11を風化させず自分たちの未来を作っていくきっかけにできたらという想いでプロジェクトを運営しているという。
ツアー期間中は、全国の大学生40人が宮城・福島で未来を考える。

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1日目は、福島県双葉郡にある放射性物質に汚染されたごみの埋立処分について学ぶ体験型の情報館「リプルンふくしま」や、「東京電力廃炉資料館」を訪問。
その後、福島県の有機農園の人に被災当時のことやその後、風評被害に立ち向かうブランディング事業について聞き、震災当時のことや現在の福島県を知り、これからの福島への関わり方などを考える。

2日目は、宮城県の女川町・南三陸町を訪問、女川町では震災当時の状況を語る活動をしている人から話を聞きながら、命を守ることをテーマに自分たちが普段できることについて考える。
南三陸町では、商店街などを回りながら、震災直後の写真と現在の様子を比較し、復興の様子や震災後のまちづくりの変化について学ぶ。

3日目は、仙台市で2日間で学んだことを整理し、復興のために自分たちができることは何か、また将来災害が起こった時に自分たちはどんな行動をとるかを考えるという。