【ニュース】 西武ホールディングスなど、線路上空と所有地を活用した大規模オフィスビル「ダイヤゲート池袋」を竣工 東京都豊島区

2019.03.01
株式会社西武ホールディングス(埼玉県所沢市、後藤高志社長)は2月28日、同社傘下の西武鉄道株式会社(埼玉県所沢市、若林久社長)が保有し、同じく同社傘下の株式会社西武プロパティーズ(埼玉県所沢市、上野彰久社長)が開発を推進する大規模オフィスビル「ダイヤゲート池袋」を竣工した。
同ビル2階線路上空デッキは3月25日に供用を開始、4月1日以降は順次オフィス企業が入居する。

同事業は、池袋旧本社ビル敷地に加え、西武鉄道池袋線の線路上空と西武鉄道所有地の線路西側の用地を活用した、池袋駅南側に位置するオフィスビル。
低層部分の1階・2階には商業店舗を配置、オフィスフロアは4階から最上階の18階まで計15フロアで構成する。

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同ビルの14~18階の5フロアには、西武ホールディングスをはじめ、プリンスホテル、西武プロパティーズの西武グループ3社が入居。
オフィス基準階貸室面積は池袋エリア最大の約2,100㎡となり、総貸室面積では池袋エリアでトップクラスとなる。

さらに、中間免震構造を採用しBCPにも配慮、防災備蓄倉庫の設置や帰宅困難者への対応では豊島区とも連携する。
また、豊島区が構想中の池袋駅東西連絡通路(東西デッキ)と同ビル2階線路上空デッキ(ダイヤデッキ)が将来接続された際には、池袋駅から南池袋方面への歩行者ネットワークが強化され、地域の賑わいを創出する役割も担うという。

「ダイヤゲート池袋」の所在地は東京都豊島区南池袋1丁目16番
15号。
敷地面積は約5,530㎡、延床面積は約4万9,661㎡。
構造は鉄骨造(一部鉄筋コンクリート造・鉄骨鉄筋コンクリート造)、規模は地下2階地上20階。
総事業費は約380億円。