【ニュース】 「舞台芸術の聖地」を目指す東温市、全国から次代を担う劇作家や作品を発掘する「戯曲賞」を初開催、「大賞決定公開審査会」を3月17日に開催 愛媛県東温市

2019.02.20
「舞台芸術の聖地」を目指す東温市は、全国から次代を担う劇作家や作品を発掘する「アートヴィレッジTOON戯曲賞2018」を初開催、国内トップクラスの劇作家5人を審査員に招き、「大賞決定公開審査会」を3月17日に東温アートヴィレッジセンター「シアターNEST」で開催する。
大賞作品には賞金150万円が贈られるほか、2019年度中にシアターNESTで実際に舞台化されるという。
主催は東温市移住定住促進協議会(東温市総務部企画政策課地域振興係)。

同市では2018年4月より、「とうおんアートヴィレッジフェスティバル」と題し、演劇やミュージカル、ダンスなどを次々と上演、舞台芸術の裾野を拡げている。
「アートヴィレッジTOON戯曲賞2018」はその一環として開催するもので、昨年10月に作品募集を開始、全国各地から45作品の応募があった。
今年1月の1次審査で大賞候補5作品を決定している。

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同市では、公開審査会に先立ち、3月8日・9日の両日、大賞候補5作品のストーリーを紹介する「リーディング公演」(朗読主体の演劇公演)を開催。
県内を代表する5人の演出家の指揮の下、県内在住の舞台俳優たちが各作品を表現力豊かに読み上げる。
リーディング公演では、一般の人にもストーリーを知ってもらい、公開審査では観客賞に1票を投じることができるとしている。

また、戯曲賞の期間中は、会場となる東温アートヴィレッジセンターの1周年記念イベントとして、「NEST TOON 美術部展」を同時開催。
約30点の作品が会場を彩るという。

「リーディング公演」の開催日時は3月8日の19時30分~(1作品)、9日の13時30分~(2作品)・18時30分~(2作品)。
「大賞決定公開審査会」の開催日時は3月17日の14時~16時。
「NEST TOON 美術部展」の開催日時は3月7日・18日の10時~
19時。
会場は何れも東温アートヴィレッジセンター「シアターNEST」(愛媛県東温市見奈良1125、レスパスシティ/クールス・モール2階)、何れも入場無料。