【ニュース】 三井不動産など、京都市中京区で推進中の「(仮称)京都二条ホテルプロジェクト」の施設計画概要を決定、開業予定は2020年夏 京都府京都市

2019.02.08
三井不動産株式会社(東京都中央区、菰田正信社長)はこのほど、推進中の「(仮称)京都二条ホテルプロジェクト」(京都市中京区)の施設計画概要を決定した。

同ホテルの運営は、三井不動産の100%子会社・三井不動産リゾートマネジメント株式会社が行い、総支配人には、ラグジュアリーホテルでのマネジメント経験が豊富な楠井学氏の就任が決定している。
2020年夏の開業予定に向け、同社グループの総力を結集したラグジュアリーホテルを創造していくという。

同計画地は、二条城の東側・堀川通りに面し、京都市の中心エリアにありながら7,000㎡を超える広大な敷地。
17世紀末頃より昭和中頃まで250年以上にわたり三井総領家(北家)の居宅があり、同社グループとゆかりのある地で、2015年に同社が取得し、現在同社グループ直営のフラッグシップとなるホテルの工事を推進している。

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開発にあたっては、この地で受け継がれてきた遺構を新築ホテルのエントランスや庭園の景石等として活用し、現代の建築・デザイン界を代表する国内外のトッププレーヤーによる京都の伝統文化・精神性を取り入れた施設デザインを採用することで、歴史性と先進性を兼ね備えた滞在空間を実現する。

計161室の客室は、平均50㎡を超え、約210㎡のプレジデンシャル・スイートルームを含む多彩な部屋タイプを用意。
約1,000㎡のSPAエリアを設けるなど、開放的かつ落ち着いた滞在空間とする。

ホテル内の2つのレストラン「オールデイダイニング」と「シグネチャーレストラン」は、ともに庭園を臨む配置とし、日本全国の新鮮な素材を活かした料理を提供。

サービス面では、ゲストの多様なニーズにこたえるコンシェルジュやバレーパーキングサービス、24時間利用可能なルームサービスなど、洗練された細やかな心づかいとおもてなしにより、特別な滞在体験を提供し、ゲストに愛されるホテルを目指す。

「(仮称)京都二条ホテルプロジェクト」の所在地は京都市中京区油小路通二条下る二条油小路町284他、交通は地下鉄東西線「二条城前」駅より徒歩3分、地下鉄烏丸線「烏丸御池」駅より徒歩10分。
敷地面積は7,459.86㎡、延床面積は1万8,987.32㎡。
構造・規模は鉄骨造・地下1階地上4階。
客室数は161室。
付帯施設はレストラン2、バー、スパ、フィットネスジムなど。
着工は2018年3月、開業は2020年夏(予定)。