【ニュース】 関電不動産開発、仙台市での民間事業としては9年ぶりとなる「(仮称)仙台市青葉通超高層タワーマンションプロジェクト」を着工 宮城県仙台市

2019.01.18
関電不動産開発株式会社(大阪市北区、勝田達規社長)は、仙台市での民間事業としては9年ぶりとなる「(仮称)仙台市青葉通超高層タワーマンションプロジェクト」(仙台市青葉区)を着工する。
2019年1月に本体工事を着工し、竣工は2021年3月の予定。

なお同プロジェクトでは、2009年に基準が改正され制度施行された「特に優れた緑地空間を計画したことによる容積割増を受けた総合設計制度」の許可を2018年3月に取得している。

同計画地は、地下鉄東西線「青葉通一番町」駅より徒歩3分、地下鉄東西線・南北線「仙台」駅より徒歩10分、JR「仙台」駅より徒歩14分の立地。
仙台駅から西公園・青葉山まで連なる約1.5kmのケヤキ並木が美しい「青葉通」のほぼ中心地に位置し、サンモール一番町商店街など6つのアーケード商店街、大型商業店舗なども至近にある。

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「青葉通」は、都市景観を守るため厳しい法整備が設けられている場所。
「地区計画」では、東二番丁通以東では住宅建築が不可であることをはじめ、用途の制限や高さ制限などを設け、仙台のシンボルロードである「青葉通」と調和した良好な街並み形成が図られている。
同計画地は、こうした法制度や各種基本構想・基本計画などに沿い、街並みの形成に資する建物計画とするため、「総合設計制度」を導入した。

具体的には、6mのセットバックを設けた公開空地や、2層吹抜けのピロティ空間、歩道状公開空地などにより、街路形成にゆとりを持たせた計画を策定。
また、街の緑化にも資するよう、「青葉通」のケヤキ並木と一体性をもたせた公開空地の高木や壁面緑化などを施し、約15%の緑地率を確保、密集市街地に緑豊かなポケットパークを創出するという。

「(仮称)仙台市青葉通超高層タワーマンションプロジェクト」の所在地は仙台市青葉区大町1丁目1-6(地番)、交通は地下鉄東西線「青葉通一番町」駅より徒歩3分、地下鉄東西線・南北線「仙台」駅より徒歩10分、地下鉄南北線「広瀬通」駅より徒歩8分、
JR「仙台」駅より徒歩14分、JR仙石線「あおば通」駅より徒歩9分。
敷地面積は1,021.99㎡、建築延床面積は9,107.61㎡。
構造・規模は鉄筋コンクリート造・地上23階建て。
総戸数は90戸。
専有面積は31.97㎡~162.12㎡。
竣工予定は2021年3月上旬。