【ニュース】 大和ハウス工業など、「新さっぽろ駅」周辺地区で大規模複合開発プロジェクト用地を取得、大学・医療機関・マンション・ホテル・商業施設などを建設 北海道札幌市

2018.12.18
大和ハウス工業株式会社(大阪市北区、芳井敬一社長)・大和リース株式会社(大阪市中央区、森田俊作社長)・医療法人新さっぽろ脳神経外科病院(札幌市厚別区、中川俊男理事長)・医療法人新札幌整形外科病院(札幌市厚別区、吉本尚理事長)・医療法人記念塔病院(札幌市厚別区、三井慎也理事長)・学校法人札幌学院大学(北海道江別市、井上俊彌理事長)・学校法人産業技術学園(北海道恵庭市、宮川藤一郎理事長)の7者で構成するコンソーシアムは12月17日、「市営住宅下野幌団地」(札幌市厚別区)跡地などからなるG街区及びI街区(合計約4万9,000㎡)を取得、「(仮称)新さっぽろ駅周辺地区G・I街区開発プロジェクト」として共同開発に着手する。

同プロジェクトが所在する「新さっぽろ駅」周辺地区は、札幌市の一点集中型の都市構造から、多核心的都市構造へ誘導するための「副都心」として位置付けられており、JR・地下鉄・バスターミナルなどによる一大交通結節点として、公共施設や商業・業務機能が集積している。
また、道外からの来訪者にとってJR「新札幌」駅は、新千歳空港から札幌へ入る玄関口となっており、道央自動車道のI.C.も近いため、道内各方面へのアクセスも良好だという。

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同プロジェクトは、G街区に大学と専門学校を建設し、I街区に分譲マンションやホテル、商業施設のほか医療施設4棟を計画する開発総敷地面積約5万5,700㎡(札幌ドーム約1個分)の大規模複合開発プロジェクト。
I街区では、各施設を「アクティブリンク(空中歩廊)」で接続し、JR「新札幌」駅北側とも空中歩廊でつなげることにより、歩行者の利便性を向上させる予定としている。

G街区は2019年3月より造成工事を着工し、2020年10月~2021年1月に順次竣工、I街区は2019年4月より造成工事を着工し、2021年2月~2023年3月に順次竣工する予定。

「(仮称)新さっぽろ駅周辺地区G・I街区開発プロジェクト」の所在地は、G街区が札幌市厚別区厚別中央一条5丁目493-27(地番)、I街区が札幌市厚別区厚別中央一条6丁目493-12他(地番)、交通はJR千歳線「新札幌」駅・札幌市営地下鉄東西線「新さっぽろ」駅。
開発総敷地面積は約5万5,700㎡(一部借地含む)、取得面積は4万9,263.08㎡。
総事業費は約500億円。