【ニュース】 滋賀県など、作家・司馬遼太郎氏ゆかりの街道を学生が発信するイベント「はっけん!学生が語る 滋賀・近江の魅力」を12月8日に東京で初開催 滋賀県大津市

2018.11.30
滋賀県は、作家司馬遼太郎氏が訪れた同県の魅力を学生目線で発信するイベント「はっけん!学生が語る 滋賀・近江の魅力」を、12月8日にLEAGUE有楽町(東京都千代田区)で開催する。
開催にあたり、参加者の募集を開始した。

同イベントでは、県内唯一の芸術大学・成安造形大学の学生8名が、司馬遼太郎氏の著書「街道をゆく」をきっかけに、司馬遼太郎氏が最初に訪れた「湖西のみち」等を実際に探訪。
発見した滋賀の景観や暮らし・文化の魅力など、その地域に触れて感じたことを「学生が見つけた滋賀の魅力」としてプレゼンテーションする。
著書内で触れられた滋賀・近江の「現在」を学生目線で捉え、語ることで、滋賀の魅力をはじめ文化・文学の魅力を再発見する機会にするという。

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司馬遼太郎氏は、幾度も滋賀の地を訪れ、著書「街道をゆく」などの作品で、滋賀の土地や人物を数多く登場させてきた。
こうした背景から、同県は平成28年、公益社団法人司馬遼太郎記念財団と「滋賀の魅力を発信するための基本協定」を締結している。

今回開催する同イベントは、同記念財団協力のもと、司馬遼太郎氏の作品を通じ、多くの人に今も息づく滋賀・近江の文化・歴史・風土・自然などの魅力を知ってもらい、感じてもらおうというもの。

また、イベント後の12月9日からは、学生が発見した滋賀・近江の魅力を広く知ってもらうために制作したムービーをYouTubeで一般公開。
さらに来年3月には、学生目線で発見された魅力を冊子にまとめて発行する。

「はっけん!学生が語る 滋賀・近江の魅力」の開催日時は12月8日15時~17時(受付14時30分)。
開催場所はLEAGUE有楽町(東京都千代田区有楽町2-10-1 東京交通会館ビル6階)。
オープニング後、学生が見つけた滋賀の魅力、ゲストトークなどを行う。
定員は50名。
申込みは、E-mailまたはFAXで成安造形大学地域連携推進センターまで。
問い合わせは、滋賀県県民生活部文化振興課まで。