【ニュース】 野村不動産など、「平井五丁目駅前地区第一種市街地再開発事業」が東京都より市街地再開発組合設立認可 東京都江戸川区

2018.11.15
野村不動産株式会社(東京都新宿区、宮嶋誠一社長)は11月14日、地権者などと推進中の「平井五丁目駅前地区第一種市街地再開発事業」(東京都江戸川区、平井五丁目駅前地区市街地再開発準備組合、島村佳孝理事長)が東京都より市街地再開発組合設立の認可を受けたと発表した。

同社は2014年4月より事業協力者として参画。
今後は市街地再開発組合の設立とともに、参加組合員として住宅保留床の取得、事務局運営、権利者対応などの協力・支援を行う。

同地区は、JR「平井」駅北口駅前広場に面した約0.7haの区域。
早くから商業が発展してきたこともあり、周辺にまとまったオープンスペースがなく、細街路に面した建物が老朽化しているなど、災害時の活動困難度が高いという課題を抱えていたという。

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同事業では、平井駅北口という地域の「顔」となる立地特性を活かし、駅前広場に面したにぎわい広場の整備や建物低層部への商業施設等の配置により、賑わいを創出。
あわせて、特定緊急輸送道路に面した防災広場、建物内の一時避難場所、防災備蓄倉庫や都市計画道路を整備するとともに、地区内の消防団と連携し、地域の防災性の向上も図る。
さらに、多様なタイプの住宅を供給、子育て支援施設や地域貢献用集会室の整備を行うことで、様々な世代の交流を活性化させるという。

今後、権利変換計画認可を経て、2023年度の竣工を目指し、事業を進めていくとしている。

平井五丁目駅前地区第一種市街地再開発事業の所在地は東京都江戸川区平井五丁目17,18,19番。
施行区域面積は約0.7ha、延べ面積は約4万4,100㎡。
主要用途は住宅・店舗・保育所・駐車場等。
住宅建設の目標戸数は約370戸。