【ニュース】 ハイアット、「四季ニセコ」所有の香港企業関連会社とホテル運営受委託契約を締結、「ハイアット ハウス ニセコ」として12月16日に開業 北海道倶知安町

2018.11.15
ハイアットホテルズコーポレーション(米イリノイ州シカゴ)は、LimeTree Capital(香港)関連会社のHokkaido Alpine Resort Management合同会社(北海道倶知安町)とホテル運営受委託契約を締結、「四季ニセコ」(北海道倶知安町)を「ハイアット ハウス ニセコ」として12月16日に開業する。
12月に客室数63室で開業後、2019年に91室に拡大する予定。

同ホテルは、ニセコにある主要なスキー場のリフトまで徒歩数分という利便性に加え、ホテルの周囲には様々なレストランやショッピング施設が立地。
ニセコの最寄り空港となる新千歳空港は、日本で5番目に利用者が多い空港で、ソウル・香港・台北・バンコク・シンガポール・上海・北京などアジアの主要14都市から国際線が発着する。
海外からの旅行者は2009年の約80万人から徐々に増加し、2015年には210万人以上に達し、複合年間成長率(CAGR)は7年間で17.7%増となっている。

「ハイアット ハウス」は、先端の設備を取り入れたスマートな設計で、良質な「おもてなし」を提供するブランド。
2012年に誕生し、米国・中国・ドイツ・メキシコ・トルコ・プエルトリコで85軒以上のホテルを展開している。
宿泊客のホテル体験に関する広範囲な調査に基づいたサービス、アメニティ、アップスケールな空間、自宅にいるような居心地のよい環境が特徴だという。

なお「四季ニセコ」の建物は、投資管理会社のLimeTree Capitalがニセコで初めて取得した不動産。
膨大な費用と労力を費やしたことで、現代的で活気に満ち、独自のホスピタリティ、飲食、エンターテインメントを楽しめるマウンテンライフスタイルホテルへと新たに生まれ変わったという。
ホテル内には今後、ニセコで人気の施設も複数オープンするとしている。